「教育費の負担が重い」と言う共働きの娘夫婦。子どもの教育費はそれほど高くなっているのでしょうか?
負担する費用をおさえる工夫とは
まずは、教育費ではなく生活費を節約できないか検討しましょう。不要な費用をけずると、節約できた金額を子どもの教育費に充てられます。もう使っていないサブスクリプションを解約したり、電気・ガス・水道の使用量を減らしたりするだけでも、節約は可能です。 また、世帯収入によっては、高校や大学へ進学する際に給付型の奨学金を利用できるケースがあります。自分の世帯が該当していないかチェックしておきましょう。 子どもの進学を考えるのであれば、通常の口座とは分けて子どもの教育費用の口座を作っておくと、貯金しやすくなります。なお、子どもの教育費用は早めに貯金を始めましょう。早く始めるほど、ゆとりをもって貯金しやすくなるメリットがあります。
幼稚園から高校まですべて公立に進んでも合計574万4201円の学習費がかかる
文部科学省の調査結果より、幼稚園から高校まですべて公立なら574万4201円、すべて私立なら1838万4502円の学習費が発生することが分かりました。特に、私立に進むためには公立よりも3倍以上の金額が必要です。 少しでも、費用負担を減らすためには、生活費の節約をしましょう。浮いたお金を教育費に回すと、結果として教育費の負担を軽減できます。また、条件に当てはまっていれば制度の利用も選択肢のひとつです。 娘夫婦が困っているときは、親が娘夫婦の負担を軽減できるようサポートすることも検討しておきましょう。 出典 文部科学省 結果の概要-令和3年度子供の学習費調査 2.調査結果の概要 1 学習費総額 (3)学年別 表2 学年(年齢)別の学習費総額(5ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部