パリ五輪では石川佳純がキャスターとして人気に メディアが“次の人材”と期待する女性アスリートは
他にはパリ五輪でメダルを獲得した卓球・早田ひなにも人気が集まっている。12月22日に放送された「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)にゲスト出演するなど、すでに国民的知名度を獲得しつつある。 「M-1当日は大人っぽい衣装がネット上でバズった。明るく天真爛漫な24歳は世界大会で常に上位争いをする実力者。卓球界のエースと言える早田の今後には注目が集まり、CM出演依頼もどんどん増えている。石川さんをはじめ、女子卓球界は人材を生み出す宝庫ですよ」(在京テレビ局編成担当) 試合中の真剣モードと対照的にオフは笑顔を忘れない爽やかさが大きな武器。取材の受け応えも堅実で今後の注目株なのは間違いないだろう。 「陸上やり投げ・北口榛花も大人気。パリ五輪金メダリストであり、小さなことに動じない強さを感じさせる。取材時の返答も素早く気の利いたことが言える。イジられた時の切り返しも素晴らしいのでテレビ向きです」(在京テレビ局編成担当) 「名言が残せなかった」という金メダル獲得後の発言で新語・流行語大賞のトップ10入り。競技の間に寝転んでカステラを食べる姿も人気となった。今後も多くの場所で見かけることになりそうだ。 「映える見た目も大事かもしれないが、それだけではすぐに飽きられてしまう。人間的に中身が薄いとSNSで炎上する絶好のターゲットにもなる。自身の経験に頼るだけでなく、他競技を含めてアップデートできる人が好まれます。現役時代と同じように向上心が高い人が成功できると思う」(大手広告代理店関係者) 過去にも多くのアスリートがメディア起用されてはいつのまにか消えていった。長く生き残るためには常日頃からの謙虚な姿勢が必要なのはどの世界も変わらない。今後は誰がキャスターやリポーターとして登場してくるのか、楽しみにしたい。
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