「ボクシング界発展に最大限努力」 100年後へ、ドコモ×井上尚弥所属ジムが新プロジェクト実施
ドコモが発表
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、12月24日に東京・有明アリーナでWBO&IBF1位サム・グッドマン(オーストラリア)と4団体防衛戦を行う。NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信。日本のボクシング界が活況を呈する中、ドコモは新たな出資とボクシング振興などへのプロジェクトも発表した。 【画像】両者がもう対面? 井上尚弥&グッドマンの“2ショット”をパシャリ 井上は10月24日に会見し、グッドマン戦を発表。ドコモは同時に井上が所属する大橋ジムと、マネージメント会社であるセカンドキャリア社により設立された「dドリームスポーツ&マネジメント」に出資したことを発表した。dドリームスポーツ&マネジメントは、ボクシング興行のノウハウを持つ大橋ジム、マネジメント力を持つセカンドキャリア社の力を掛け合わせ、スポーツビジネス事業の発展を目指している。 さらにドコモは「ネクストモンスタープロジェクト」として、Leminoの収益の一部を大橋ジムのボクシング振興や選手育成支援、「こどもホスピス」に寄付する社会貢献活動に充てる取り組みを行う。井上の愛称「モンスター」にちなんだ同プロジェクトは11月1日から実施。井上の会見後に取材に応じた大橋ジムの大橋秀行会長は「これはボクシング界発展のために、自分たちも最大限努力してやるためのものです」と明かした。 ドコモは長く大橋ジムの興行に携わってきた。同会長は「ボクシング界にとっては大きな話。また、未来に繋がっていく良い出来事です。これは大橋ジムだけではなく、ボクシング界全体のためにやるもの。ドコモ様も入っていただいたので、私も全精力を注いでいく。ボクシングは永遠と言いますか、5年、10年じゃなく20年、50年、100年続くように。これが足がかりになると思います」と話した。
THE ANSWER編集部