日産「ケンメリ」が現代に蘇る!? 印象的な「丸目4灯」はどう出来る? V35クーペベースのカスタムカーの進捗はいかに
徐々に形になってきた!? 現代版「ケンメリ」の進捗は?
クルマ好きなら誰もが注目するカスタムの祭典「東京オートサロン」。例年、この場所には様々なカスタムカー/チューニングカーが集結しますが、その中には学生が手掛けたものも。 【画像】「えっ…!」これが「次世代ケンメリ」です。(66枚) それが現代版「ケンメリ」です。どのような個体なのでしょうか。
いまや日本のカルチャーとしても定着しているクルマのカスタム/チューニング。 それを象徴するのイベントが毎年1月に開催される「東京オートサロン」と2月に開催される「大阪オートメッセ」が代表例です。 そんなイベントに未来の自動車業界を担う学生が手掛けたカスタムカーが例年出展されています。 中心となるのは自動車専門学校の学生達、なかでも日産が展開する日産自動車大学校の京都校は、毎年個性のあるカスタムカーを展示しています。 京都校にあるカスタマイズ科は、これまでも様々な日産車をベースに驚きのカスタムを展開してきました。 最近では、東京オートサロン2024にて、「エルグランド」をベースにした「エルグランドグラシア」を製作し、多くの注目を集めています。 そんな京都校のカスタマイズ科ですが、東京オートサロン2025に向けては「スカイライン(V35)」をベースに日産の往年の名車「ケンメリ」風に仕上げた「NEO SKYLINE」と名付けられたもの。 もう1台は、「ステージア(M35)」をベースに「フェアレディZ」風に仕上げる「Z Lealia」というものという2台です。 製作に関しては、国産旧車を得意とするRocky Autoがアドバイスを行っています。 では、「NEO SKYLINE」の進捗はどのような状況なのでしょうか。 前回の取材時にNEO SKYLINEを担当者は次のように話していました。 「NEO SKYLINEのフードは、平坦な形をしていますが、実は型から新規造形をしています。ケンメリの特徴の1つでもあるフロント部分。それを再現するには、基準となるフードを製作しなくてはなりません。 しかし、V35スカイラインクーペの奥行きも幅も長いエンジンルームをカバーするフードとなると、既製品で探すのは難しく、木型から製作することになりました」