軍司泰斗が「世界を見据えた」5Rマッチで判定勝ちしISKA王座を獲得。12月大会での寺田匠とのリマッチをアピール【JMAEXPO】
4R、前に出て左ボディー、右ローの軍司。ボグダンもローを出すが威力は減。それでも左ミドルのボグダン。軍司は左右のボディーから顔面に左フック。ボグダンは右ローもそこに右ストレートの軍司。軍司はヒザからパンチ。ボグダンが組み付いても難なく振りほどき、パンチを返す軍司。ヒザを上げながら前に出るボグダンに軍司は左ボディー。最後まで手を止めない軍司。 5R、ボグダンが左ミドルも軍司はすぐに圧をかけて下がらせる。ボグダンが詰めて左フックもこれは空振り。ボグダンが組んでヒザ。軍司は左ジャブで詰めてからワンツー。ボグダンのハイキックをかわした軍司がパンチ。押し返すボグダンに軍司はカウンターの右ボディー。ボグダンはガードを固めるが、その上から軍司の重いパンチ。なおも前に出てパンチの軍司。軍司の優勢のまま試合終了。 判定は49-46、49-46,49-45で軍司が勝利を収め王座を獲得した。
試合後のマイクで軍司は「正直、9月のK-1で王座を防衛できなくてベルト失ったんですが、オファーをいただき、谷川さん、カルロスさん、宮田さん、感謝しています。ありがとうございます。この大会ではみんなが期待しているカードとかも組めると思うので、龍聖、いつか僕が階級を上げるのでやりましょう。今回はケガもあって調子が上がらなかったんですが、12月のK-1は出るので、ここにいる皆さん、ぜひ応援に来てください」と近い将来の龍聖との対戦をアピールした。 試合後の会見ではボグダンのカーフについて「まさか蹴ってくるとは思っていなかった。前回の寺田戦から覚悟していた。カーフには対応できている。カーフごときでは倒れない。自分のボディーが効いているのは分かった」などと試合を振り返った。 今回は寺田戦で拳を痛めた中での参戦だったのだが「反発というか、(寺田戦の)カーフのダメージはなかったということを示したかったので出たという感じ」とその経緯を明かす。そして寺田に奪われたベルトに関しては「取り戻す。12月にやれれば。年内のうちに取り戻したい。正直、いまだに負けてないと思っている。次やって倒せばいいだけだと思っている」と早期のリマッチをアピールした。
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