約2900人が命を…毎年約1万1000人「子宮頸がん」診断 公費で予防ワクチン「キャッチアップ接種」2025年3月末まで3回必要 9月中に1回目を 医師「正しい情報を確認し検討を」
19日、1回目を受けた22歳の女子大学生も、キャッチアップ接種でした。 接種を受けた女子大学生(22): 「最初は時間があったらやればいいやと思っていたのですが、友達に聞いたり、親と話したりして、やっておいた方がいいという話になり、やろうと。100%予防ではないと思うのですが、やらなかったときよりは(子宮頸がんを)防げたらいいな」 公費で受けられる期限は迫っていますが、医師は「正しい情報を確認した上で接種を検討してほしい」としています。 丸山産婦人科医院・丸山和俊院長: 「まず大事なことは、きちんと正しい情報を得て、その上で判断してもらうこと。非常に効果が高くて安全性も他のワクチンに比べて、ノーリスクでないにしても、決してリスクが高いワクチンではないとわかってきた。むやみに恐れることなく、ただ必要な情報をしっかり入れてもらい、心配ないよとなれば、ぜひ打ってほしい」 最新の情報を確認して判断してもらい、心配や疑問がある場合は各自治体に相談してみてください。接種を受けていても、いなくても、20歳になったら2年に1度は検診を受けることも大切です。
長野放送