【F1】角田裕毅の実力を専門メディアまさかの酷評「安定しているがめったに衝撃を与えない」
F1レーシングブルズの角田裕毅(24)が強烈なダメ出しを受けた。 角田は昨季不利なマシンながら入賞を繰り返して評価が急上昇。親チームのレッドブルでセルジオ・ペレスの不振を受けて更迭論が高まった際には後任候補に浮上した。結局レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表の方針で落選したものの、ファンやOBからはその決定に批判が噴出するなど注目の存在となっている。 そうした中、ポルトガルのモータースポーツ専門メディア「オートギア」は角田落選の背景を特集。「角田のレーシング・ブルズでの時間は良いことも悪いこともあった。彼はときどき輝かしい才能を発揮し、ニック・デフリースやダニエル・リカルドなど入れ替わりの激しいチームメイトたちを常に上回っていたが、目立ったシーズンを送れなかったため、レッドブルのレーダーから外れてしまったようだ」と指摘した。 そして、今回の不可解落選劇については「レッドブル・レーシングが角田ではなく(リアム)ローソンを昇格させた決定は、チームの冷酷な現実主義を反映している」とズバリ。「プレッシャーのかかる状況でのローソンのパフォーマンスと、チャンピオンシップの有力候補としての彼の限界が、おそらく勝敗を決定づけた。レッドブルは、マックス・フェルスタッペンや、それ以前のダニエル・リカルドのような大胆で傑出した才能を好んだが、それが、安定しているがめったに衝撃を与えない角田にとっては不利に働いたのかもしれない」と角田を実力不足と酷評した。 角田は2025年限りで契約が切れるが、厳しい評価を覆すシーズンにしてほしいところだ。
東スポWEB