iPhone 15シリーズ全モデルを1年使って分かったこと総まとめ 結局どれが良いのか実機で紹介!
実際に使ってみてすごく便利だと思うのはやはり5倍ズームです。たとえば、旅行に出かけたときにどうしても近づけない場所がありますが、15 Proは3倍までしか寄れないのに、15 Pro Maxなら5倍までアップにできるのです。この差はかなり大きいと思いますよ。
ほかにも、Proモデルだけにマクロ撮影モードがあります。これは、名前の通り物に近づいてもピントが合う機能。とくに植物に近づいてアップ撮ってもまったくブレずにキレイな写真が撮れます。こだわって写真も撮りたいということなら、やはりProモデルのほうが断然いいと思いますね。
それから、ディスプレイについては全モデルが有機ELディスプレイなので、静止画表示のキレイさはどのモデルもほぼ同じです。もちろん、Proモデルはリフレッシュレートが120Hzに対応しますので、ゲームなど動きのあるものはかなり滑らかに見えるのですが、写真を見るぶんにはほとんど差がありません。
バッテリーは実際どうなの?!
バッテリーについては、iPhone 15シリーズはいずれも良く持ちます。たとえば、ビデオ再生時間は標準モデルで20時間、15 Plusは26時間、15 Proは23時間、15 Pro Maxでは29時間となっています。
もちろん、バッテリーの持ちが気になる人は大型モデルのほうがいいしょう。とくに標準モデルと15 PlusはiPhone 13に比べてもバッテリーがかなり長く持つようになっています。
ただし、この4機種のなかでもっともバッテリーの持ちが悪いのはiPhone 15 Proなんですね。実際、バッテリー搭載容量も少なくて、私がテストした結果でもバッテリーの持ちはいちばんよくありませんでした。というわけで、15 Proは標準モデルよりもバッテリーの持ちがよくないので、バッテリーが気になる人は気をつけましょう。
処理速度は気になる?!
iPhone 15の処理速度に関しては、標準モデルでもProモデルでも遅さが気になったことありませんでした。いずれのモデルも本当に速いと思います。 ただし、Proモデルでしか動かない高度な3Dゲームもあります。たとえば『BIOHAZARD 7』とか『DEATH STRANDING』とか、このような重いゲームをするときにはやはりProモデルが有利になります。