阪神・森木「『精神と時の部屋』に行きます」来季から育成 “他競技トレ”で支配下復帰目指す
来季から育成選手となる阪神・森木大智投手(21)が6日、12月中旬に2年連続となる鹿屋体育大での自主トレに臨み、今オフは“他競技トレ”を行うことを明かした。 21年度ドラフト1位右腕の課題は明確。鹿児島まで「フォーム固め」のヒントを探しに行く。同大学ではトレーナーと二人三脚で投げる動作を突き詰める。「とにかく投げて体に染み込ませる。野球ボールだけじゃなくて、いろんなもの投げたり。バドミントン、バレーボール、やり投げとか」と投球動作につながる種目に取り組み、投球フォームへ落とし込む考えだ。 秋季キャンプではトップと着地のタイミングを合わせることを徹底していた。現在は投手コーチからの助言で、背中で投げる感覚を意識しており、鹿屋体育大へ向かうまでに改善ポイントをあぶり出している。 一日も早い支配下復帰を目指す右腕は「『精神と時の部屋』に行きます」とアニメ「ドラゴンボール」に出てくる、1日で1年間分の時間が流れるという修行部屋に例えて、闘志をみなぎらせた。