計量パスの大岩龍矢、力強くマッスルポーズ(C)K-1

　11月23日（土・祝）愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催される『Krush.168』の前日計量が22日に行われた。メインイベントの[-63kg契約 3分3R・延長1R]で対戦する、Krushライト級(-62.5kg)王者・大岩龍矢（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）が63kg、トーマス・アギーレ（Dojo Serpiente）が62.8kgで共に無事に計量をパスした。 【フォト】大岩龍矢の“6パック腹筋”！全選手の計量結果も 　大岩は元ラガーマンで強靭なフィジカルとパワーを武器に、21年には第4代Bigbangライト級王座を戴冠。前戦となる今年7月『Krush.163』のライト級タイトルマッチで当時の王者・伊藤健人に挑戦し、2度のダウンを奪う快勝で悲願の王座戴冠となった。今回は-63kg契約のノンタイトル戦でWGP Kickboxingスーパーライト級王者の強豪アギーレを地元で迎え撃つ。 　大岩は割れた“シックスパック腹筋”で万全のコンディションをアピール、フェイスオフではアギーレと睨み合った。 　会見で、大岩はアギーレの印象について「アグレッシブで、攻守揃ったトータル的に強い選手。全然気は抜けない」といい、続けて「いつも通り戦う。どうなるかわからないが、最後まで気を抜かずに戦いたい。どちらかが気を抜いた時に倒れる」と気合を込めた。また、今回の試合のテーマを「僕の試合を見て格闘技に興味を持ったり、夢や前に出る気持ちを持つきっかけになれば。そう言う試合をして大会を盛り上げる」と大会への想いを語った。 　対するアギーレは「全力を尽くして会場を盛り上げたい。攻撃的に戦う」と語った。 　果たして、大岩は地元凱旋試合で強豪アギーレに勝利なるか。 　このほか、セミファイナルのKrushスーパー・ライト級で激突する不可思（クロスポイント吉祥寺）と近藤魁成（TEAM3K）も万全の仕上がりでクリア。そのほか注目の新美貴士（名古屋JKファクトリー）、璃久（HIGHSPEED GYM）、鈴木万李弥（クロスポイント吉祥寺）らもパス。明日のゴングを待つのみとなった。