山梨学院大、復活へ ケニア人留学生のキピエゴ「自分よりチームのために走る」…前回最下位、過去3度V
第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)で、5年連続38回目の出場となる山梨学院大は12日、甲府市内で公開練習と壮行会を行った。過去優勝3度を誇るが、出場チームが増えた第100回の前回大会は、最下位の総合23位に終わった。今年の予選会は3位で通過。2008年北京夏季五輪のマラソン男子日本代表で、コーチから昇格した大崎悟史・新監督は「シード権を取って10位以内に入りたい」と学生の前で目標を掲げた。 前回2区を走り9位だったケニア人留学生ブライアン・キピエゴ(2年)は「2区を走りたい。自分の順位よりもチームのために走りたい」と力を込める。10日に発表された登録メンバー16人に、村上大樹主将(4年)は「バランスのいいチーム」と自信。指揮官は「往路を5番前後で終えたい」と意気込んだ。過去3度優勝の古豪が復活ののろしをあげそうだ。
報知新聞社