【DDT】12.28両国KO-Dタッグ王座決定戦を行うMAO「サウナでやることはやり尽くした。今後は他団体にも出たい」
――11月17日、MAO選手は地元大崎市の凱旋試合で鈴木みのる選手と戦いました。 MAO:鈴木さんの今の生き方もすごいじゃないですか。呼ばれれば世界中どこでも行くし、僕の地元・宮城の田舎の方まで来てくれる。 やっぱり鈴木さんのような存在になりたいし、呼ばれた先できっちりと役割をこなせるレスラーでありたいですね。 ――タッグパートナー勝俣瞬馬選手のケガ(左膝前十字靭帯断裂・外側側副靭帯損傷)がありKO-Dタッグ王座返上、12月28日両国国技館でTo-y選手と組み、遠藤哲哉&高鹿佑也組(バーニング)と王座決定戦が行われます。 MAO:僕、超リアリストなので、どうこう言っても瞬馬の靭帯がくっつくわけではない。今はゆっくり静養し戻ってきた時に、これまで以上の力を発揮してほしいですね。 ただ、こうなったらTo-yとのタッグを極めていきたい気持ちがあります。
2024年を振り返って…
――今年も残り1ヶ月、2024年はどんな一年でしたか? MAO: 2023年にメチャメチャ頑張ったんで、その惰性で走った感じっすね。加速するとこまでは去年加速しきったなと思っているので。 去年5月、DDT UNIVERSAL王座に挑戦し奪取できなかった(当時、王者は遠藤哲哉)。そこからアメリカや海外に行って、レスラーとして自分の価値を高めたし実力もついた。 その結果、2023年11月にマット・カルドナを倒しDDT UNIVERSAL王座を戴冠できました。だから今年は去年の貯金で走った1年です。
――今年はKING OF DDTトーナメントに優勝し、結果もついてきました。 MAO:そうですね。だから惰性で走りきれるぐらい、アクセルを無理に踏まなくて良いぐらいになってきた。良く言っちゃえば安定がある。 でも、そもそも僕が選ぶ道は安定してない。走行自体は安定しているかもしれないけど、 道は安定していない。そこを安全に無理せずに上り下り、曲がり角を全部くぐってきた感じですね。 ――2024年はKING OF DDTトーナメントも制覇しKO-D無差別級にも挑戦。DDT UNIVERSAL王座も最多防衛11回を記録。2025年はどんな予想図を描いていますか? MAO:12.28両国大会でTo-yとKO-Dタッグを獲ることができたら、課題はやっぱり「To-yを引き上げること」だと思う。 The37KAMIINA(サウナカミーナ)で、結構やれることはやり尽くしたなって思っているんですけど、唯一の気がかりはTo-yなんですよね。 To-yを押し上げることができれば、自分も次のステップに行けると思っています。