小型機パイロットが心停止!フライト経験ゼロで無事着陸させたアメリカ人女性の《驚くべき冷静さ》
小型機のパイロットが意識を失い、フライト経験ゼロの乗客が操縦桿を握り、着陸を見事に成功させた――そんなニュースがアメリカで話題になっている。 【写真】帰米途中の機内で編み物に魅せられた赤ちゃん…5時間のフライト後にサプライズに遭遇 10月4日午後、ネバダ州ラスベガスの空港を離陸した小型双発機「ビーチクラフト・キングエア」はカリフォルニア州モントレーに向かっていたが、午後1時ごろ、パイロットが突如、心停止状態になり意識を失った。 乗客はカリフォルニア州在住の女性(個人情報は非公開)の1人だけ。パイロットの異常に気づいた女性はすぐに操縦桿を握り、同州カーン郡空港局の管制官に連絡した。 フライト経験がゼロの女性は、ベテランパイロットから細かく指示を受け、同州ベーカーズフィールドのメドウズ・フィールド空港に緊急着陸を試みた。 着陸失敗で火災が起きたときに備える消防隊や、パイロットを治療するための救急車などが待機する中、小型機は見事に着地に成功! パイロットはすぐに病院に搬送されたが、残念ながら死亡が確認された。 米NBCニュースでは、緊迫した女性と管制塔との交信も公開された。 管制塔「速度が下がらないように出力をあげられますか?」 女性「はい、いま時速132マイルです」 管制塔「OK、それで完璧です」 パニックを起こすことなく管制官らの指示に従って無事に小型機を着陸させた女性に、《驚くべき冷静さ》《ヒーローだ》などと称賛の声が寄せられている。 ◇ ◇ ◇ 飛行機事故の恐怖! もっと読みたい人は、以下の■関連記事をどうぞ。