日経平均株価、午前の終値は306円高…長期金利上昇で銀行や保険株に買い
15日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の午前の終値は、前日終値比306円43銭高の3万8842円13銭だった。
円相場が円安・ドル高基調で推移しており、海外での業績改善が期待される自動車や電機などの銘柄が値上がりしている。長期金利が上昇し、融資や運用による収益増が見込める銀行や保険株も買われている。日経平均は前日まで3日間で約1000円下落しており、割安感から買いが入りやすくなっている。
市場では「日本銀行が来月、利上げを決めるかどうかへの関心が高まりつつある」(大手証券)との見方があった。