＜フランス・スーパー杯＞パリSG戦でシュートを放つモナコ・南野（ロイター）

　◇フランス・スーパー杯　モナコ0ー1パリSG（2025年1月5日　カタール・ドーハ） 　フランス・スーパー杯は5日、カタールのドーハで行われ、日本代表MF南野拓実（29）が所属するモナコが昨季王者パリSGと激突。スコアレスのままま迎えた後半アディショナルタイムに失点し、0ー1で惜敗。00年以来となるタイトル獲得を逃した。南野はフル出場し奮闘するも得点に絡めず。パリSGが3シーズン連続Vを飾り、最多優勝記録を「13」に伸ばした。 　通常シーズン開幕戦前に行われるスーパー杯は、昨年8月に中国の北京で開催予定だったが急きょ延期が決定。試合会場が二転三転するなか、今回は22年W杯も開催されたカタールの地で“異例”となる1月開催に変更。リーグ制覇とフランス杯の国内2冠を達成したパリSGと昨季リーグ戦2位のモナコが激突することになった。 　新年初戦となるMF南野はトップ下として先発出場。前半16分、右からのグラウンダーのクロスにニアサイドへ飛び込むもわずかに合わず。同43分にはエリア内で味方が競り合ったこぼれ球を胸トラップから右足ボレー。この日最初のシュートを放つも相手GKに防がれ、0ー0のまま前半を終えた。 　後半も精力的に中盤を動き回って奮闘。同34分、敵陣深い位置で味方が奪取したボールを拾って思い切り良く右足一閃。積極的にシュートを放ったがこれも相手GKに防がれゴールならず。フル出場したが得点には絡めず。 　試合は後半アディショナルタイム、FWデンベレにゴールを許し0ー1で敗戦。00年以来のタイトル獲得とはならなかった。