大谷翔平は「もうその地位にいると思う」 将来の米野球殿堂入りを元メジャーリーガーが確実視「満場一致だろう」
将来的な米野球殿堂入りの期待が高まっている。 現地時間11月21日(日本時間22日)、全米野球記者協会(BBWAA)会員30人の投票による最優秀選手賞(MVP)が発表され、ナ・リーグでは、ドジャースの大谷翔平がア・リーグ時代の2021年、23年に次ぐ満票受賞。リーグをまたいでの2年連続選出、通算3度目の満場一致、DHでのMVP獲得は、いずれも史上初の快挙だ。 【動画】「あー、あー、あー」真美子さんも爆笑 大谷翔平が放ったまさかの発言シーン 米球界で異彩を放つ日本人スターの活躍には、元メジャーリーガーも賛辞を惜しまない。現地時間22日(日本時間23日)、米ポッドキャスト番組『Chris Rose Sports』は、公式Xに一本の動画を掲載。その中で、かつてツインズ、フィリーズなどでプレーしていたトレバー・プルーフ氏が、大谷の将来的な米殿堂入りを確実視している。 メジャーで10年以上のプレー経験、現役引退から5年経過が米殿堂入りの条件であり、まだ7年目を終えたばかりの大谷は、まだ候補者の資格がない。しかしこれを踏まながら番組内でプルーフ氏は、「3度目のMVP受賞、さらにショウヘイがゲームへ及ぼす影響を考えれば、おそらくもうその地位にいると思う」と主張した。 また、「米殿堂入り目安の一つ」とされている通算500本塁打には、現在225本塁打とまだまだ遠いが、「最終的に到達すると思う」との予測。これまでのパフォーマンスを振り返りつつ、「もし彼のキャリアがあと3年で終わったとしても、満場一致で殿堂入りするだろう」と話しており、プルーフ氏から見てもその存在は特別なようだ。 24年シーズンも野球ファンを大いに沸かせた大谷だが、はたして今後は、どんな光景を見せてくれるだろうか。来季以降も彼の一挙手一投足から目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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