情熱に従うな、子どもは私立にやるな… NYUのスコット・ギャロウェイ教授が送る、驚くべきアドバイス(海外)
3. 何度も「ノー」と言われることを覚悟する
自分から仕事を求めたり、デートに誘うことは、自分が望むポジションやパートナーを得るための唯一の方法であることが多いけれど、断られるリスクもある。「ノー」と言われた時にそれを気にしない術を身につけることは、人生における重要なスキルだ。 「必要なのは1人の良きメンター、数人の良き友人、1人の素晴らしい連れ合い、うまくいく1つのビジネスだけだ。ただ、それを手に入れるには、何度も何度も自分が拒否される立場に身を置かなければならない」とギャロウェイ氏は言う。 「君たちがカニエやマデレーン・オルブライト、スティーヴン・ホーキングなら大丈夫だろう。ただ、君たちがそういった人物でないと仮定するなら、成功するのに必要なのは立ち直る力と耐える力だ」
4. お金は使わずに節約する… 子どもの教育費も例外ではない?
ギャロウェイ氏は、大金を払って子どもを私立学校に通わせることは、多くの家庭にとって最良の選択ではないと主張した。 もしその目的が子どもに自分たちよりも良い生活をさせることなら、子どもは公立学校に通わせ、その分の資金を低コストのインデックスファンドに長期投資する方が、過去のリターンから見ても良いアイデアだとギャロウェイ氏は言う。 「自分が間違っていると仮定してみよう」と同氏は続けた。 「子どもを公立学校に通わせて、失敗した。子どもは最高の大学に入れなかった。平凡なキャリアに終わる。最初の家を買うのにも苦労する」 「子どもは自分たちが手に入れたような、あるいは自分たちが子どもに手に入れてほしいと望んだような人生を送ることはできない」 「ただ、ここにはその痛みを和らげるものがある。もし自分たちが私立学校に払うはずだったお金をしっかり再投資していれば、子どもが35歳になる頃には530万ドル(約8億3500万円)を与えることができる」
Theron Mohamed