【決算おさらい】ファストリなど国内アパレル関連大手15社の注目トピックを解説
ベイクルーズ(2023年8月期):1359億円
売上高:1359億円(前年比9%増) ※非上場企業のためその他の詳細は非開示 <主なトピック> ・セレクトショップ「ウィズム(WISM)」渋谷店が移転。 ・ファッションディレクターの長尾悦美をコンセプターに迎えた新デニムショップ「ザニーム(THENIME)」を発表。 ・「シティショップ・ヌードル(CITYSHOP NOODLE)」が復活。 <今期の注目> ・新業態「セレクト バイ ベイクルーズ(SELECT by BAYCREW’S)」が虎ノ門にオープン。 ・ウィズムが新ブランド「カセット(cassette)」を発足。 ・新ブランド「エディークロス(Hedie.+)」がデビュー。 ・「アウトドアプロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)」の日本におけるアパレルに関するライセンス契約とブランドストア展開に関する独占契約を伊藤忠商事と締結。アパレル単独店舗1号店を中目黒に出店した。 ・新業態の焼肉屋「やきにく 山笑ふ」をオープン。 ・新業態のイタリアンカフェ「ポポルナ」を立ち上げ。 2024年8月期通期業績予想 非開示
ユナイテッドアローズ(2024年3月期):1342億円
売上高:1342億6900万円(前期比3.2%増) 営業利益:67億4000万円(同5.9%増) 当期純利益:48億7600万円(同12.3%増) <主なトピック> ・インバウント売上シェアは全体の3%程度にとどまるが、前期比2.7倍。中国中心にシンガポールなどアジア圏の顧客からの売上が伸びている。 ・ミレニアル世代に向けたコスメブランド「ユナイテッドアローズ ビューティー(UNITED ARROWS BEAUTY)」をローンチ。 ・「ディストリクト ユナイテッドアローズ(District UNITED ARROWS)」と「ロク(ROKU)」がキャットストリート沿いから移転。 ・令和のカリスマ店員を決める「STAFF OF THE YEAR 2023」でユナイテッドアローズ 新宿店の仲希望がグランプリを獲得。 ・執行役員CDO(最高デジタル責任者)の藤原義昭氏が退任。 <今期の注目> ・販売員出身の25歳をディレクターに抜擢した次世代向け新ウィメンズブランド「アティセッション(ATTISESSION)」や、新ウィメンズシューズブランド「シー ユナイテッドアローズ(SY UNITED ARROWS)」、辺見えみりがディレクターを務める新ブランド「コンテ(conte)」など、新規ブランドを始動。 ・出店は30店舗、退店は4店舗、期末店舗数は327店舗で、前期末から26店舗増となる見込み。新規出店のうち、新規事業は5店舗を計画。 ・タイに進出。 ・コーエンは前期までにリニューアルした店舗で一定の手応えを得ており、顧客層の拡大も見られているため、出店を拡大し、トップラインを伸ばしていく。 ・4月分の給与から全員一律額のベースアップを実施。 2025年3月期通期連結業績予想 売上高:1500億円(前期比11.7%増) 営業利益:73億円(同8.3%増) 当期純利益:41億4500万円(同15.0%減)