ミランが総合トップ。ヴィンゲゴーも好位置で追う 前半戦レビュー|ティレーノ~アドリアティコ
リーダージャージはミランが着用。大会後半戦は山岳メイン
第1ステージの個人TTから連続で上位入りしていたミランが、第4ステージまでを終えて個人総合トップに。第4ステージの勝利が決め手となって、アユソからリーダージャージを奪取した。 大注目の個人総合争いは、第5ステージから本格化するとみられる。登坂距離11。9km・平均勾配6。2%・最大勾配11%のサン・ジャコモを越え、いったん下ったのちに再度上り基調となる144kmのコースで総合系ライダーたちがアクションを起こすだろう。 続く第6ステージは、前半からラ・フォルチェッタ、ピアン・ディ・トレッビオ、モリアの3つの登坂区間をクリア。そして最後に上るのは、登坂距離10。1km・平均勾配8。0%・最大勾配12%のモンテ・ペトラーノ。頂上にフィニッシュラインが敷かれる今大会のクイーンステージだ。 そしてフィナーレは、例年最終目的地となるサン・ベネデット・デル・トロントでの平坦ステージとなっている。 後半3ステージの模様は、改めてレビューします。
ティレーノ~アドリアティコ2024 途中経過(第4ステージ終了時)
<個人総合時間賞> 1 ジョナサン・ミラン(リドル・トレック、イタリア) 15:06’02” 2 フアン・アユソ(UAEチームエミレーツ、スペイン)+0’04” 3 ケヴィン・ヴォークラン(アルケア・B&Bホテルズ、フランス)+0’18” 4 アントニオ・ティベリ(バーレーン・ヴィクトリアス、イタリア)+0’21” 5 ヨナス・ヴィンゲゴー(ヴィスマ・リースアバイク、デンマーク)+0’26” 6 ロマン・グレゴワール(グルパマ・エフデジ、フランス)ST 7 ジャイ・ヒンドレー(ボーラ・ハンスグローエ、オーストラリア)+0’28” 8 ニールソン・パウレス(EFエデュケーション・イージーポスト、アメリカ)+0’30” 9 マックス・プール(ディーエスエムフィルメニッヒ・ポストNL、イギリス)ST 10 レナード・ケムナ(ボーラ・ハンスグローエ、ドイツ)ST。 <ポイント賞> ジョナサン・ミラン(リドル・トレック、イタリア)。 <山岳賞> ダヴィデ・バイス(ポルティ・コメタ、イタリア)。 <ヤングライダー賞(マイヨ・ブラン)> ジョナサン・ミラン(リドル・トレック、イタリア)。 <チーム総合時間賞> UAEチームエミレーツ 45:19’16”。 TEXT:福光俊介 PHOTO:LaPresse
Bicycle Club編集部