ナンバープレートを外して走行した場合、リアとフロントで「罰金」の額が違う…高いのはフロント? ダッシュボードに置いたりカバーも付けたら違反です
ナンバープレートに関する法律はかなり厳しい
普段は外したフロントのナンバーを車内に置きっぱなしで、警察に指摘されたら取り付けるのはもちろん論外で、ダッシュボード上も「見やすい」と「確実」には該当しない。また極端な角度を付けて判読しにくくするのもダメ、カバーはスモークどころか透明なタイプも禁止となる。 おまけに泥などで読みにくい状態やステッカーの類を貼るのもダメと、ナンバープレートに関する法律はかなり厳しいと覚えておこう。余談だがアメリカでは州によってナンバープレートの取り扱いが異なり、リアだけが必須でフロントは義務化されていない地域も多くある。 海外は「ヘッド・イン・パーク」と呼ばれる前向き駐車がスタンダードなので、リアにナンバーが付いていれば盗難車や犯罪に使われたクルマを探しやすいのだ。欧米のスタイリッシュなナンバープレートに比べ、日本は少し野暮ったく感じてしまうかもしれない。外したり移動したくなる気持ちも理解はできるけれど、ルールをよく理解し逸脱しない範囲でカスタムを楽しもう。
佐藤 圭(SATO Kei)
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