凄すぎたのは? プレミアリーグ、歴代最強アジア人ランキング1位。名門クラブの黄金期に活躍! 無尽蔵のスタミナを誇る最高の黒子
現在、世界最高峰のリーグであるプレミアリーグに史上最多となる5人の日本人選手が挑戦しており、トッテナムではソン・フンミンが主将を務めるなど「アジア人選手」の存在感が増している。今回はドイツメディア『OneFootball』が作成したランキングを基に、歴代最強アジア人選手ランキングを紹介する(成績は『transfermarkt』を参照。2024年9月22日時点)。
1位:パク・チソン(元韓国代表) 生年月日:1981年2月25日 プレミアリーグ通算成績:153試合20得点23アシスト タイトルの獲得数という意味では、パク・チソンがプレミアリーグで最も成功したアジア人選手になるだろう。マンチェスター・ユナイテッド時代にリーグを4度制し、2007/08シーズンにはアジア人選手として初めてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験した。 アレックス・ファーガソン監督が率いたマンチェスター・ユナイテッドには、ウェイン・ルーニーやクリスティアーノ・ロナウド、ルート・ファン・ニステルローイらスター選手が多く在籍していた。毎年のように即戦力が加入したことから絶対的なスタメンの機会こそ少なかったが、それでもファーガソン政権で欠かせない選手だったのは高い献身性からだろう。 サイドでの高い守備強度と運動量を武器に90分間ピッチを走り続け、時には守備をしない味方選手の分も走った。パク・チソンの凄いところは献身性だけではなく、それ以外の能力も高かったことだ。ドリブルでの持ち運びに決定力もあり、試合によっては“黒子”ではなく“主役”になることもあった。 こうした利便性も高く評価されていたパク・チソンは、マンチェスター・ユナイテッドで6シーズンもプレーした。その間に先述した通り4度のプレミアリーグ制覇と1度のCL制覇も経験し、計13ものタイトルを獲得した。イングランドでこれだけのタイトルを獲得したアジア人選手は後にも先にもパク・チソンしかいない。将来的にこの記録を超える選手は現れるのだろうか。
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