大物続々補強のヤンキース、今度は佐々木朗希と「近日中に面談」GM明かす「この段階に進んだ事実は重要な意味を持つ」と米メディア関心
強打者コディ・ベリンジャー、先発投手マックス・フリード、守護神デビン・ウィリアムズと契約して戦力を向上させているニューヨーク・ヤンキースが、今度は佐々木朗希と面談に臨むようだ。 【動画】米放送局が佐々木朗希とスキーンズを比較して討論 米紙『New York Post』によると、フリードの入団会見の際にブライアン・キャッシュマンGMが佐々木について言及。近日中に面談する予定があると語った。面談を行なう具体的なチーム名が明らかになったのはヤンキースが初めて。場所はカリフォルニアの予定で、日程は明らかにされていない。 23歳の佐々木は、25歳未満の「25歳ルール」が適用されてマイナー契約しか結べない。契約の上限は最大で750万ドル(約11億6400万円)と格安なこともあり、ほぼすべての球団が関心を示していると言われている。 佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ代理人は、球団幹部やエージェントらが一堂に会するウインターミーティングで、各球団にプレゼンテーション資料の提出を依頼したと語っていた。ヤンキースは第一関門を突破して、面談にこぎつけたということだ。 キャッシュマンGMは「佐々木は明らかに素晴らしい才能を持っている。ヤンキー・スタジアムが彼のホームスタジアムになればいいが、決定権を握っているのは佐々木本人だ。私たちにできるのはヤンキースが提供できるものを、できる限り共有することだけだ」と語った。 同紙は「佐々木が何チームと面談するのか不明だが、ヤンキースは大谷翔平がロサンゼルス・エンジェルスに移籍した時と比べて前進している。大谷の時、東海岸のチームは面談にすら進めず、ヤンキースは二刀流のスーパースターを口説くチャンスすら与えられなかった」と過去を振り返った。 米メディア『FanSided』もキャッシュマンGMのコメントを伝えたうえで、「佐々木は西海岸のチームを好んでいると言われていた。代表的なのが、日本から近く、日本人選手のいるロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレスだ。しかしヤンキースが、この段階に進んだ事実は、潜在的に重要な意味を持つ。プレゼンテーション資料を基に、どのチームと面談するのかを決めるのは選手側だ。まったく興味がなければ、ヤンキースと会う理由はない。ヤンキースのプレゼンテーションの何かが、佐々木の目に留まったのだ」と報じている。 ただ、だからといってヤンキースが争奪戦を制するとは限らない。同メディアも「ヤンキースが優勝候補だと考えるべきではない。おそらくドジャース、パドレス、その他のチーム(佐々木が過去に称賛していたニューヨーク・メッツか)にも同じチャンスが与えられるだろうし、結局、噂通り西海岸を選ぶ可能性も十分にある。佐々木を射止められるかどうかは、キャッシュマンGMとオーナーのハル・スタインブレナー次第だ」と冷静に受け止めた。 構成●THE DIGEST編集部
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