齋藤飛鳥 影響を受けた作品は? 村上龍、大江健三郎ら文学も語る 90P特集『Quick Japan』12月11日発売
女優の齋藤飛鳥が表紙を務める、総合カルチャー誌『Quick Japan』vol.175(太田出版)が、12月11日(水)より発売。撮影を人気写真家の小見山峻が務め、90ページに及ぶ大特集であることが明らかになった。 【画像】齋藤飛鳥を90ページで特集 『Quick Japan』気になる中身はこちら 齋藤飛鳥は2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格し、グループに加入。長年エースとしてグループを支え続け、2023年5月の東京ドームで卒業コンサートを持ってグループを卒業。卒業後は俳優として躍進を見せており、現在放送中の連続ドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS系)に出演中のほか、12月20日より公開の映画「【推しの子】-The Final Act-」が控えており、話題作への出演が続いている。 今号では、齋藤にとって『Quick Japan』でソロ初表紙。90ページに及ぶ大特集で大量の撮り下ろしのほか、2万字ロングインタビューも掲載される。 特集の第一部「『齋藤飛鳥』を形づくるもの──映画、文学、音楽」では、本人が大きく影響を受けた12作品が詳細に語られる。映画では、戦後の横浜で夜の街を生きる少女を描いた中平康監督作品『月曜日のユカ』や、役所広司がカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞したことでも話題になったヴィム・ヴェンダース監督『PERFECT DAYS』を紹介。また文学では以前からファンを公言している、ノーベル文学賞受賞者の大江健三郎の作品のほか、ドラマ『エルピス』でも話題になったジャーナリスト・清水潔のノンフィクション、村上龍やカズオ・イシグロなど数々の名作が紹介される。 そのほか斉藤と仕事をともにしたクリエイター10人が「齋藤飛鳥の稀有な才能」について秘めた思いを語り尽くす内容も掲載。映画『映像研には手を出すな!』監督の英勉、乃木坂46『ここにはないもの』MV監督の小林啓一が俳優としての齋藤の魅力について分析。そのほかスタイリスト、ヘアメイク、フォトグラファーなど多種多様なクリエイターから見た、彼女の魅力が語り尽くされる。そのほか乃木坂46の映像プロデューサー・金森孝宏、「乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展」「春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46」のディレクションを担当した本信光理らが、グループ時代からの彼女の歩みそれぞれの視点から語る。 スペシャル企画「ある一か月の飛鳥さん」では、最近の本人による個人的なメモや写真なども掲載。あらゆる角度から「齋藤飛鳥」という稀有な才能を徹底的に掘り下げる特集となっている今号、発売が待ち遠しい。
リアルサウンドブック編集部