【バスケ】サンロッカーズ渋谷、勝ち越しスタートも昨季優勝の船生誠也は満足せず 「(9試合のうち)8勝はできた」
Bリーグ1部(B1)は10月25日から27日にかけて各地でレギュラーシーズンの第5節が行われ、中地区・サンロッカーズ渋谷は26、27日の両日、ホームの青山学院記念館体育館で西地区・京都ハンナリーズと対戦した。 記者の質問に答える船生誠也ら 26日の第1戦は第1クォーターから京都の勢いを止められず、今季最多の99失点で96-99と惜敗。翌27日の第2戦では、試合開始からフルコートでのディフェンスでプレッシャーをかけ続け、第1Qを28-16とリードすると、その勢いのまま終始京都を圧倒。第3Qを26-8と圧倒すると、最終的は95-60で快勝し、通算成績5勝4敗で中地区4位に浮上した。 SR渋谷は第2戦でリード・トラビスがチーム最多となる26得点11リバウンド2ブロックの活躍を見せたほか、ケビン・ジョーンズが17得点、アンソニー・クレモンズが16得点、ベンドラメ礼生が13得点5アシスト、ジョシュ・ホーキンソンが10得点5アシストを記録した。試合後の会見では、ルカ・パヴィチェヴィッチHC、トラビス、船生誠也が記者の質問に答えた。
ルカ・パヴィチェヴィッチHCの京都戦後のコメント
-京都戦の総括 まずは勝利した選手たちを褒めたいと思います。昨日(第1戦)の敗戦を振り返って、必ず今日(第2戦)は2試合目としてリアクションを取っていかないといけないと感じていました。第1戦では京都のオフェンスのインパクトに対してコントロールできませんでした。今日のゴールとしては、もう一度アグレッシブさとインテンシティを上げていこう、特に重要なのはタフさとスマートさだと話していました。第1戦でもエナジーはあったのですが、タフさとスマートさが足りなかった。その中で、第2戦でこういう形(35点差)でやり返せたのは、自分たちのやりたいことが出せたと思います。 正直、この週末の対戦に関しては京都にとっていい結果になったと思います。我々にとっては素晴らしい結果とはいえなかった。もっといい形で終えたかったです。もう一度我々はサンロッカーズのバスケットを作っていかないといけないですし、自分たちのスタンダードを安定させることが必要です。そうすることでもっと勝ち星が増えてくると思います。そういうチームになれるまでは謙虚さ持って戦う必要があります。まだ我々はそのレベルには達していないと思っています。ハードに練習して試合をこなしていく、チーム一丸となってやっていくしかないと思っています。 -第1戦からの修正点 京都はオフェンス面で本当にタレントのあるチームだと思いますが、今季の開幕戦の相手だった長崎、ホーム開幕戦で戦った秋田などと比べると、ディフェンス面でのインテンシティやハードさは落ちていました。なので、昨日のように京都のプレッシャーに負けてしまったということはやはり自分たちのこのマインドフレーム、準備の仕方っていうのが間違っていたと感じています。昨日からの修正点というよりも、その間違いが一番大きかったです。修正点としては、昨日の試合がどれだけひどかったのか、そこを見せたというところと、しっかりと決めたことをやりきろう、インテンシティを持って戦おうということを選手に伝えました。それをしっかりですね遂行してくれたからこそ、今日みたいな試合ができたと思います。