「キーワードは『抑える』」 宣言は「人流抑制を実践する17日」―小池都知事
東京都の小池百合子知事は23日、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として都が25日から5月11日まで緊急事態宣言の対象となったことを受け、記者会見した。冒頭、小池知事は「現下の危機的な状況の中でいま一度徹底して人流を抑えていく。そのためのステイホーム、それを実践する17日間にしていきたい」と述べた。
そして、「ステイホームをお願いするうえで、キーワードがある。それは『おさえる』です。この言葉を常に心に刻んでいただきたい」と語った。 小池知事は、「外出を抑える、帰省を抑える、出勤を抑える」と3つの「抑える」を提示。そして、「一人一人が抑えることを積み重ねることによって、ご自身はもとより、ご家族、そして大切な人への感染を抑えることができる」と述べた。 また、「特に感染力が強い変異株N501Y、これに打ち勝つためにはこれまでに経験してきたことない、これまで以上に『抑える』ことへの意義を高めなければならない。都としてもポイントを押さえた施策を推し進め、一刻も早くコロナを『抑える』、そのために全力を尽くしていく」と述べた。