冷房で足がパンパンに?暑い季節のむくみを解消!椅子を使って簡単3ステップマッサージ
夏が終わり、秋になっても冷房が欠かせない毎日。冷房は欠かせないけれども、冷房がキンキンに効いた室内生活はむくみの大敵!今日はそんなジレンマを抱える人に伝えたい、夏のむくみを解消する椅子を使って簡単にできるマッサージのご紹介です。 〈写真で詳しいやり方を見る〉まだまだ暑い日が続くから…冷房によるむくみを解消!椅子を使って簡単3ステップマッサージ ■冷房生活の大敵!むくみをどうにかするには ■■冷房とむくみの関係性 冷房の効いた環境では血管が収縮し、血液循環が悪くなります。すると、血液中の水分が組織に漏れ出しやすくなり、むくみが生じることがあります。 また、冷房の効いた室内では活動量が減少しがち。活動不足は血液やリンパの流れを悪化させ、むくみを引き起こしやすくします。さらに冷房の効いた環境では汗をかきにくいため体内の水分代謝が低下します。その上、暑い季節は冷たい飲み物やアイスなど水分をとりすぎる傾向があるため、ますます体内に余分な水分が溜まりやすくなり、むくみが生じやすくなるのです。 ■■5つのむくみ対策 主なむくみ対策5つをご紹介します。 ①適度な温度設定 冷房の温度設定を適度に調整し、体を冷やしすぎないようにしましょう。推奨される室内温度は26~28度程度といわれています。 ②適切な服装 自分で温度をコントロールできることばかりではないかもしれません。冷房の効いた室内では、薄手のカーディガンやストール、ひざ掛けなどを使い、体温を調節するようにしましょう。特に手首、足首や首元を温めることで、冷えを防ぐことができます。 ③定期的な運動 デスクワークや長時間の座位が続く場合は、定期的に立ち上がってストレッチや軽い運動を行い、血液やリンパの流れを促進する。 ④温かい飲み物や食べ物 冷房の効いた環境では、温かい飲み物や食べ物を摂取し、体を内側から温めるよう心がけましょう。 ⑤マッサージ 第2の心臓と言われるふくらはぎを中心にマッサージを行うことで、血行を促進し、むくみが軽減します。また足を心臓より高く上げて休み、血液の戻りを良くすることでもむくみを軽減することができます。 今回は⑤について、次に詳しく解説していきます。 ■暑い季節のむくみを解消!椅子で行う、簡単マッサージ ・準備 仰向けになり、椅子の上に脚を乗せて休みます ・ステップ1 片方の足でもう一方のふくらはぎを軽く蹴り上げるように、マッサージします。強さはお好みで、満遍なくトントンほぐしましょう♪ ・ステップ2 骨盤(仙骨)の下に、ヨガブロック等の高さのある物を置き、腰の位置をあげます。踵を押し出す→つま先を伸ばす、の足首の運動を繰り返しながらふくらはぎをマッサージしましょう。 ふくらはぎは第2の心臓とも言われ、大事なポンプの働きをします。左右交互にしっかり動かしましょう。 ・ステップ3 バランスが無理なく安定するようであれば、両足を宙にあげて3~5分程度を目安にホールドしましょう。 腹筋が程よく働いている状態ですが、肩の力は抜き、胸を開いてスムーズな呼吸を保ちます。ポーズから抜けるときは、順を追って来た道をゆっくり戻りましょう。 注意)その日の体調や心地よさに合わせて、ステップ1~3を選んでやってみてくださいね。 ライター/井上浩子(ヨガ講師)
井上浩子