「想像以上の厳しさが待ち受けている」欧州挑戦の松木玖生に長友佑都が説得力十分のアドバイス「可能性は無限大」「最低でも...」
「これからは助っ人と見られる」
ついに海外挑戦を決めた松木玖生。一部報道によれば、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに完全移籍し、そこからトルコ1部リーグのギョズテペにレンタルされるとのことだが、トルコでのプレー経験がある長友佑都は松木の決断をどう受け止めているのか。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! FC東京が2-0と勝利したアルビレックス新潟戦後、このベテランは「松木の可能性について」次のように話した。 「可能性は無限じゃないですか。彼のサッカー選手としての実力はもちろん、人としての強さとかパーソナリティという意味でも。日本サッカー界の宝だと思います」 長友曰く「トルコはサッカー熱が非常に高い」。 「親日国であたたかく接してくれます。トルコは大好きな国で、玖生にも伝えましたが、歓迎されると思います。彼なら1年で飛躍を遂げて、ステップアップできるはずです。トルコにはガラタサライ、フェネルバフチェなど4、5チーム強いクラブがあって、良い選手もいます。その中でアウェーの、日本ではなかなか感じることのできる熱というものを体感できれば、成長につながるのかなと。彼なら黄金の道を突き進むはずです」 Jリーグと違って海外では「助っ人」としてプレーする。その点について、長友はこうコメントした。 「これからは助っ人と見られるので、そこには想像以上の厳しさが待ち受けています。まあ、彼ならやれるでしょうが。最低でも10年ヨーロッパで戦ってほしいです」 長友の言葉には十分な説得力があった。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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