バルサ会長が明かした“巨額オファー”の存在「ヤマルを約407億円で買いたいと言ってきた」
バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルに対し、獲得を目指す他クラブから巨額のオファーが提示されていたようだ。17日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』がジョアン・ラポルタ会長のコメントを伝えている。 現在17歳のヤマルは6歳でバルセロナの育成組織に入団。2023年4月にクラブ史上最年少記録を塗り替える15歳9カ月16日でトップチームデビューを飾った。同年9月には、EURO2024予選を戦うスペイン代表に史上最年少の若さでメンバー入り。ジョージア代表戦で得点を挙げたことにより、新たな最年少出場記録と最年少得点記録を打ち立てた。所属するバルセロナでも攻撃陣を牽引する活躍を見せており、今シーズンもここまで公式戦11試合出場5ゴール5アシストを記録している。 そんななか、ラポルタ会長がバルセロナのストリーミングチャンネル『バルサ・ワン』に出演。同クラブに所属する選手たちの価値を何度も強調したラポルタ会長は、“帳簿上の価値”と“実際の経済的価値”に大きな差があると説明し、「(パウ・)クバルシ、フェルミン(・ロペス)、ガビ、ヤマル、(ロナルド・)アラウホの価値は、彼らが持っていた当初の価値よりもはるかに高い。クラブの財務状況を評価する際には、このことを考慮に入れなければならない」と語った。 また、「彼らはヤマルを2億5000万ユーロ(約407億円)で買いたいと言ってきたが、私は半年前に断った。彼は世界のファッショナブルな選手だ。ヤマルの本当の価値は何なのか?まあ、それは“帳簿上の価値”には反映されていない」と発言。ヤマルの獲得オファーを提示したクラブは明かされなかったものの、フランスメディア『フット・メルカート』はパリ・サンジェルマン(PSG)であると主張している。
SOCCER KING