「妥当な価格で獲得できる」遠藤航が新天地へ移籍か ミランが関心と英報道「魅力的な選択肢となり得る」
リバプール在籍2年目の今季、出場機会に恵まれず移籍の噂も囁かれている遠藤航。これまで、その遠藤獲得に関心を示すとされる多くのクラブの名前が挙がってきた中で、イタリアの名門、ミランへの移籍の可能性が浮上したと、英メディア『CaughtOffside』が報じている。 【動画】マンCとの大一番で際立ったパス! 遠藤航の決定機創出シーン 現地時間11月10日(日本時間11日)、同メディアは「リバプールのミッドフィールダー、ワタル・エンドウはクラブで定期的な出場機会を得るのに苦労しており、状況が劇的に変わらない限り、退団する可能性がある」と伝えており、現状を踏まえ遠藤自身が「新天地を求めている」とも説明している。 また、ミランの動きについて、「エンドウの多才さとフィールドでのパフォーマンスに興味を示している」と綴っており、さらに「イタリアのクラブは、彼のスキルがチームに大きな価値をもたらすと信じており、妥当な価格で獲得できる見込みであり、ミランの中盤に質の高い選手として加わる可能性もある」と同メディアは主張する。 加えて遠藤の開幕からのクラブ内での立場にも言及し、「リバプールのアルネ・スロット監督は、エンドウがチームで重要な役割を担うことをまだ確信していない」と指摘。その上で、「スロット監督の構想の中心となる選手ではないため、他のクラブに移籍する可能性が高まっている。リバプールは、エンドウの移籍金として1500万~1800万ユーロを受け入れる可能性がある」と見通している。 同メディアは、現在も遠藤がプレミアリーグをはじめとする欧州クラブからの需要がある選手だと強調しながら、「31歳のエンドウは、おそらくタイトル獲得を狙えるような競争力のあるクラブへの移籍を希望しているだろう。ミランへの移籍は、彼にとって非常に魅力的な選択肢となり得る」と予想している。 トピック内にもあるように、遠藤自身が移籍を視野に入れており、またリバプール側の移籍金への対応も記されていることからも、このままの起用法が続いた場合、クラブを離れる可能性は低くはないだろう。冬の移籍市場が近づく中、遠藤の去就は今後、ますます注視されていくことになりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]