【日本ハム】ドラフト3位の明大・浅利太門投手が仮契約「先発もリリーフもできる選手になりたい」
日本ハムのドラフト3位の明大・浅利太門投手(22)が28日、都内の神社で契約金6000万円、年俸1000万円(金額はいずれも推定)で仮契約。「長いプロ野球人生にしたい。1年目は大切な1年になると思うので先輩方を見て課題を見つけて土台をつくっていきたい」と意気込んだ。 明大では今春先発に挑戦するも、芽が出ず。「全くだめでした」と振り返る。現在はリリーフに適性を感じているが「先発もリリーフもできるような選手になりたい。自分が必要とされるところで活躍できるような準備をしていきたい」と意気込む。大渕スカウト部長も伸びしろを買っている。「我々の共通テーマとしては選手の(能力の)最大化を目指す。スケールがあるし、三振を取れる球を持っている。今から後ろとは決めてない」と様々なパターンを探っていく。 仮契約が行われたのは、大国魂神社。明大では必勝祈願や祝勝会で訪れていたという。「4年生になって、ここで仮契約できるのは光栄。他のホテルの会場とかで仮契約するのとは違うものがある」と思い出の場でパワーを注入した。 8月に東京六大学選抜としてエスコンで日本ハムのファームと対戦した。「打者との距離が近く感じて、投げやすかった」と相性はいい。北の大地で輝くために、研さんを積む。 (臼井 恭香) ◆浅利 太門(あさり・たもん)2002年9月6日、大阪・大阪市生まれ。22歳。興国高では3年夏に大阪独自大会ベスト8。明大では3年春からリーグ戦に登板。今秋はリリーフとして7試合に登板し、防御率0.84。186センチ、88キロ。右投右打。家族は両親と兄。
報知新聞社