悪質なECサイトの通報件数、2024年上半期は17,159件で大幅減少【JC3調べ】
日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は、「悪質なショッピングサイト等に関する統計情報(2024年上半期)」を発表した。セーファーインターネット協会の悪質ECサイトホットラインに寄せられた通報内容をもとに分析している。
調査によると、2024年上半期にセーファーインターネット協会からJC3へ共有された悪質なショッピングサイト等の通報件数は、17,159件となった。2023年上半期の23,674件と比べ6,515件減少しており、2022年下半期程度の水準に落ち着いている。
通報の際、どのようにそのサイトを知ったかを質問すると、「インターネット検索結果」との回答が圧倒的に多く、ついで「メールに記載されていたURL」「X(旧Twitter)等のSNS投稿」と続いた。2020年以降の調査では、順位に変動は見られない。
また、悪質ECサイトを利用したとして、商品購入時にどの支払方法を選択したかを聞くと、前年に引き続き「銀行振込」が最も多い回答となった。