40代、おひとりさま女性です。老後に向けて生命保険には加入していますが、入院したときの生活費が心配です。備えはどうしたらいいですか?
病気・入院に備えるためには
傷病手当金や就業不能保険で減った分の収入を補うだけでなく、手術や入院などに備えて医療費や入院費をまかなえる医療保険に加入しておくと安心です。 女性の場合は、女性特有の疾病に対応した生命保険やがん保険も検討しましょう。
備えておきたい老後資金
老後資金の備えとして、貯蓄型の生命保険や個人年金保険があります。公的年金だけでは不足する生活費をカバーできるでしょう。 貯蓄を目的として生命保険に加入する場合は、払い込む保険料総額と受け取れる保険料を比較して、元本割れしないようにしてください。また、途中で解約すると、高い確率で元本割れを起こしてしまう恐れがあります。 貯蓄型保険は掛け捨て型保険に比べて保険料が割高で、家計への負担が大きいです。無理なく保険料を支払える額にしておき、途中解約をしないようにしましょう。
さまざまな方法で入院や老後に備えておこう
働けなくなったら、公的な健康保険から傷病手当金が給付されるため、生活費を補えるでしょう。フリーランスなど国民健康保険被保険者の場合は傷病手当金がないため、民間の生命保険である就業不能保険に加入しておくと安心です。 医療保険に加入することで、通院や入院の際の医療費をカバーできます。その場合は、女性特有の疾病に対応しているものやがん保険なども候補に入れておいてください。さらに、貯蓄型の生命保険や個人年金保険で、老後資金を貯めておくと安心できるでしょう。 さまざまな保障を受けられる生命保険に加入し、備えておきましょう。 出典 全国健康保険協会 協会けんぽ 病気やケガで会社を休んだとき(傷病手当金) 全国健康保険協会 協会けんぽ 傷病手当金について 公益財団法人生命保険文化センター 主契約の種類 就業不能保障保険 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部