アウディ A7 次期　RS7

マイナス15度の極寒という北極圏付近で捉えたプロトタイプは、すべて厳重にカモフラージュされているが、現行のA6よりもスポーティで彫刻的なデザインになっている。大きく突き出たグリルが前面にあり、後部には幅広で筋肉質なヒップが、テールライトの下のサイドベントと一体化しているように見える。 アウディは現在、欧州Eセグメント「A6」後継となる、「A7」次期型を開発中だが、「セダン」、「アバント」、「オールロード」、「RS7」市販型プロトタイプを一挙スクープに成功した。 【写真】アウディの次期「A7」RS7 同社は、新型A7の具体的な詳細には言及していないが、ガソリンとプラグインハイブリッドのパワートレインを搭載した高級車向けに設計された、フォルクスワーゲングループのPPC（プレミアムプラットフォーム燃焼）プラットフォームを使用すると予想される。 将来の内燃エンジンは、直列4気筒を搭載する可能性があり、ますますマイルドハイブリッド化されるか、または、より大きなバッテリーと巧妙なパッケージングを備えたプラグインハイブリッドとして、約100kmの純粋な電気走行距離を達成すると予想されている。また、最強RS6後継RS7は、V8を捨て直列6気筒のPHEVソリューションに依存する可能性もありそうだ。 マイナス15度の極寒という北極圏付近で捉えたプロトタイプは、すべて厳重にカモフラージュされているが、現行のA6よりもスポーティで彫刻的なデザインになっている。大きく突き出たグリルが前面にあり、後部には幅広で筋肉質なヒップが、テールライトの下のサイドベントと一体化しているように見える。 車内には、最新のA5やQ5、A6 e-Tron、Q6 e-Tronに見られるように、デジタルスクリーンが多数設置される可能性が高い。タッチスクリーンが苦手な人のために、AIを活用した音声コマンドは、通常はスクリーン入力を必要とするほぼすべてのタスクについて、ドライバーの好みと話し方を学習することができる。 A7新型シリーズのワールドプレミアは、2025年内と予想され、ガソリンエンジンを搭載する最後のアウディの1つとなる。