ハイプレスがユナイテッドの武器に? ブルーノ・フェルナンデスよりもマウントを使うべき理由
いい攻撃はいい守備から始まる
宿敵マンチェスター・シティとのコミュニティ・シールドで24-25シーズンをスタートさせるマンチェスター・ユナイテッド。レニー・ヨロ、ジョシュア・ザークツィーとすでに2人の新戦力を獲得しており、新シーズンに向けて準備を整えている。 【動画】マウントが先発したアーセナル戦のハイライト 既存戦力でいえば昨年の夏に獲得するも負傷でシーズンの半分以上を棒に振ってしまったメイソン・マウントに注目したい。 英『Football365』はプレシーズンマッチで披露したユナイテッドのハイプレスは組織的かつ攻撃的で、ここからチャンスが生まれるようになると予想している。そして、その中心にいたのがマウントだ。味方にハイプレスを指示するだけでなく、自らも献身的にプレスを仕掛け、チームを助けていた。 マウントがトップ下でポジションを争うことになるブルーノ・フェルナンデスもハイプレスは得意だが、彼のプレッシングは組織的とはいえない。もちろん彼だけのせいではないが、守備陣と意思の疎通が取れていない状態でのハイプレスは自らの腹に穴を空ける行為となってしまっていた。 総額6000万ポンドの移籍金が支払われ、チェルシーからユナイテッドにやってきたマウントだが、ここまではその金額に見合う活躍は披露できていない。今季はブルーノからポジションを奪うのか、それとも共闘していくのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部