2024年5月の中古車登録・届け出台数 前年比4.8%増の52万5853台 新車影響は軽微
日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤敏彦会長)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)が12日発表した2024年5月の中古車登録・届け出台数は、前年同月比4.8%増の52万5853台だった。全体のほか、登録車と軽それぞれも2カ月連続で前年同月を上回った。24年1月以降の新車販売の落ち込みで、中古車流通台数の減少が懸念されたが、影響は軽微にとどまったもようだ。 自販連が公表した5月の中古車登録台数は、同8.1%増の29万9865台。ほぼ大半を占める乗用車が、同8.2%増の26万694台と伸長したことが奏功した。 全軽自協がまとめた軽の届け出台数は、同0.8%増の22万5988台。認証不正問題で軽の新車販売が落ち込むダイハツ工業や、同社から軽のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けているトヨタ自動車やスバルが前年実績を割り込んだ。