日本未上陸、動物実験ナシのアイテムも!コスメマニアがパリで見つけた注目の「海外コスメ」
美容エディター界きっての「コスメの目利き」との呼び声の高い森山和子さんが、毎月のお題に合わせて、製品への溢れ出る愛とともに令和の新名品を紹介するビューティ連載。第30回は、年末年始の旅行時にチェックして欲しい、注目の海外コスメにクローズアップします。 【写真】動物実験なし!クルエルティフリーかつヴィーガン処方のこだわり海外コスメ
マインドが高まる、この冬パリで見つけた注目の海外コスメ
先日、約5年ぶりにパリを訪れました。コロナを経てどんな風になっているのかな、と思いましたが、想像以上にパリはパリのままで懐かしい気持ちに。エッフェル塔は変わらずシャンパンフラッシュが輝いて、その近くにはオリンピックの五輪マークのオブジェが残っていて2024年の夏の残り香を感じたりも。そして、最新のパリのコスメ事情をリサーチすべくあちらこちらに行ったのですが、心ときめく新しい出会いもあり、今回はそのレポートをお届けしようと思います。年末年始にもしパリや海外に行く方がいらっしゃったら、ぜひ今回の記事を参考にチェックしてみてください!
未体験の塗り心地に感激! パリジェンヌ気分を楽しめる「ヴィオレット_FR」
今回パリで必ず訪れたかったのが、ビューティコンセプトストアの「Oh my cream!」。いわゆるデパートのラグジュアリー系やファーマシー系とも違う、話題のニッチなブランドなどを集めたビューティのセレクトショップなんです。ここになぜ絶対に行きたかったかというと、ズバリこの「ヴィオレット_FR」を扱っているから。こちら、現ゲランのメイクアップ クリエイティブ ディレクターを務めるメイクアップアーティスト、ヴィオレット・セラ自身の名を冠したブランドで、日本未上陸。フランス出身だけれどアメリカでローンチされたもので、ずっと現物を試したかったのです。 リップやアイシャドウ、チークにスキンケアアイテムと様々なプロダクトが揃いますが、中でも驚いたのがリップ。“ビズ バーム”は、ほっぺたをくっつけるフランス式の挨拶=ビズが名前についていて、ものすごいスルスルと軽やかなシアーマットな塗り心地にびっくり! 塗った側からぼかされたような仕上がりに、「おぉ~!」と店内で友人と感激し合ったほど。 もう1つ、クリアなバームの中にカラーが内蔵された“ビズ ジェリー”は、リップクリーム感覚で塗布出来てほんのり色づく塩梅がなんとも可愛くて両方お買い上げしました。どちらも、なんというか肩の力が抜けていて、リップだけど気負わないムードがまさにパリジェンヌといった気分に。オンラインからは日本に発送ができるようなので、気になる人はぜひ!