痛すぎる「足のつり」「こむら返り」は脚ストレッチで緊急ケア。足ツボ押しで予防もできる!【五臓ヨガ考案者、鍼灸師のSatoshi先生直伝40代、50代のセルフコンディショニング⑮】
急に足がつって、激痛に襲われる…。そんなときどうすればいい? 東洋医学とヨガを掛け合わせた五臓ヨガの考案者であり、鍼灸、シンギングボウル、筋力トレーニングなど、さまざまなメソッドのインストラクターでもある、体メンテナンスの専門家・Satoshi先生に、「こむら返り」に効果的なセルフケア法を教えていただいた。
急に足がつった! 痛くてたまらない! そんな「こむら返り」が起こったら?そもそも起こりにくくするには?
40代、50代になり、ふとした拍子に脚のどこかが痛んだり、つったりすることが増えた、という人も多いのでは? 特に激痛でつらいのは、急に足がつる「こむら返り」が起こったとき。そんなとき、自分でできるケア法を知っておくと安心だ。 「こむら返り」とは、筋肉が痙攣(けいれん)してつってしまうこと。「こむら」とはふくらはぎのことを指し、ふくらはぎの筋肉で起こることが多いが、足の裏や足の指、太ももなどで起こることもある。 今回は、「こむら返り」の対策と予防に効果的な、セルフケア法を教えてもらった。「こむら返り」が起こったときに行いたい【初級編】と、「こむら返り」を防ぐために普段から行っておきたい【中級編】に分けて、おすすめのセルフケア法をご紹介しよう。
セルフケア法 その1/初級編
◆「こむら返り」が起こったら、まずは脚のストレッチを! 急に足がつったら、まず試したいのが脚のストレッチ。 立っているときに「こむら返り」が起こった場合は、立った状態でこのストレッチを行うと、60秒くらいで治まることが多いそう。 寝ているときに「こむら返り」が起こった場合は、寝たままの姿勢で行うストレッチがあるので、それもご紹介しよう。
●立って行う、痛み緩和ストレッチ【1】 つっている足を後ろに引く 痛みに耐えながら、つっている足を後ろに引き、つま先は前に向け、かかとを床につける。
●立って行う、痛み緩和ストレッチ【2】 前の脚に体重をかけていく 次に、前の脚の膝を曲げながら、前の脚に体重をかけていく。そのまま体を揺らさず、つっている足をジワーっと、60秒ほど伸ばそう。痛みが治まってきたら、徐々に力を緩め、ゆっくりと元の体勢に戻る。
【関連記事】
- 「頻尿」「尿もれ」は人に言えない悩み。仙骨を温めるケア、下腹部を押す方法でやわらげて!【五臓ヨガ考案者、鍼灸師のSatoshi先生直伝40代、50代のセルフコンディショニング⑭】
- 更年期に増える「手や指の痛み」。「手指反らし」や「手の甲ツボ押し」で、いつでも手軽に緩和ケア!【五臓ヨガ考案者、鍼灸師のSatoshi先生直伝40代、50代のセルフコンディショニング⑫】
- 更年期におすすめの「五臓ヨガ」とは? ストレス、ほてり、ホットフラッシュなどの不調にも効果的【五臓ヨガ考案者、鍼灸師のSatoshi先生直伝40代、50代のセルフコンディショニング①】
- 【40代、50代】東洋医学からみた「足がつる」のはどんな人?
- 【40代、50代】「足のつり」対処法と予防法:婦人科スポーツ医高尾美穂先生のアドバイス