【インドネシア】ホーブ、大林組とイチゴ新品種登録向け協定
業務用イチゴの開発・販売を手がけるホーブ(北海道東神楽町)は26日、大林組とインドネシアでの新しいイチゴの品種登録に向けた取り組みに関する協定書を締結したと発表した。 ホーブは今回、大林組からの要望を受けて、ホーブが開発した四季を問わず年中収穫ができる「四季成り性」の複数のイチゴの系統を大林組に提供。大林組がインドネシアで試験栽培を実施する。 試験栽培を通じ、インドネシアの気象条件下での栽培適性や、市場の適性などを検証した後、有望と判断した系統についてインドネシアで品種登録を行う予定。 ホーブは声明で、現地での試験栽培を含め結果に結びつくまでには数年を要するとしている。 ホーブは日本でこれまで「ペチカ」シリーズなどのイチゴの品種を開発している。 大林組は、展開事業の1つに「新領域ビジネス」を設けており、この中にアグリ・バイオ関連事業が入っている。