最高額は誰だ!J2日本人選手市場価値ランキング1位~10位。【2023シーズン最新版】
2023シーズンのJ2は残すところJ1昇格プレーオフのみ。今後は補強も活発になってくる。J2でプレーする日本人選手の中で最も市場価値のある選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は23日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
1位:見木友哉(ジェフユナイテッド市原・千葉) 生年月日:1998年3月28日(25歳) 市場価値:80万ユーロ(約1.1億円) 2023リーグ戦成績:41試合7得点2アシスト ジェフユナイテッド市原・千葉で背番号10を背負うMF見木友哉は、大学卒業後から5年間の在籍でJ2リーグ通算165試合に出場し、30得点15アシストを記録している。神奈川県出身の同選手は小学生時代は湘南ベルマーレ、中学時代は横浜FCの下部組織に在籍。高校では横川武蔵野FCユースに所属し、その後関東学院大学に進学した。 大学在学時にジェフ千葉の特別指定選手に登録され、2019年7月7日の徳島ヴォルティス戦でJリーグデビューを果たし、いきなり初アシスト。その約1ヶ月後の8月18日の大宮アルディージャ戦で初ゴールを記録した。特別指定選手ながら2019シーズンは9試合の出場となった。 2020シーズンからの正式加入以降、見木はジェフ千葉一筋でプレー。2021シーズンは全42試合に出場し、チーム得点王となる14得点を記録した。翌シーズンから10番をつけ、今季も主力として活躍し、チームのJ1昇格プレーオフ進出に貢献している。 市場価値の過去最高額は、今年1月に記録された10万ユーロ(約1.3億円)。現在は80万ユーロ(約1.1億円)と市場価値は多少下がったが、2021年1月時点の30万ユーロ(約4200万円)からは倍以上も上がっている。まだまだ価値を高められる可能性を秘めているだろう。
2位:中島元彦(ベガルタ仙台) 生年月日:1999年4月18日(24歳) 市場価値:80万ユーロ(約1.1億円) 2023リーグ戦成績:32試合6得点5アシスト 中島元彦はセレッソ大阪からの育成型期限付き移籍で2022シーズンよりベガルタ仙台でプレーしている。C大阪の下部組織出身でU-18所属時代の2016年5月に2種登録され、同月のJ3リーグ第9節、鹿児島ユナイテッド戦でU-23選手としてJリーグデビューを果たした。 2018年からC大阪のトップチームへ正式昇格となったが、その後もJ1での出場はなくU-23チームでの出場が続いた。2020年7月にアルビレックス新潟に育成型期限付き移籍で加入。主力に定着すると、35試合に出場し5得点3アシストを記録した。翌シーズンはC大阪に復帰となり、J1第8節の横浜F・マリノス戦でJ1デビュー。続く第9節のアビスパ福岡戦で途中出場からJ1初ゴールを決めている。 2022シーズンからは仙台でプレー。途中加入ながらJ2で33試合に出場し、4得点7アシストを記録。「サポーターが選ぶ年間MVP」にも選出されるほどインパクトを残した。育成型期限付き移籍の期間を1年延長して臨んだ2023シーズンからは背番号7を背負い、リーグ戦32試合に出場し、6得点5アシストの成績を残した。 中島の市場価値は2019年6月時点では10万ユーロ(約1400万円)。そこから2021年1月には5倍の50万ユーロ(約7000万円)にまで跳ね上がった。翌年6月まで変わらなかったが、J2で出場機会を重ねると、現在は80万ユーロ(約1.1億円)にまで上昇。ここまで大きな成長を見せている24歳の今後の更なる飛躍が期待される。