最高額は誰だ!J2日本人選手市場価値ランキング1位~10位。【2023シーズン最新版】
7位:長谷川元希(ヴァンフォーレ甲府) 生年月日:1998年12月10日(24歳) 市場価値:70万ユーロ(約9800万円) 2023リーグ戦成績:39試合7得点6アシスト ヴァンフォーレ甲府で背番号10を背負っている長谷川元希は、大宮アルディージャの下部組織出身だ。高校卒業後にトップチームには昇格せず、法政大学に進学することとなった。2020年6月にヴァンフォーレ甲府の特別指定選手に登録され、2021シーズンから正式に加入となった。 長谷川は加入初年度から主力に定着。4月17日に行われた2021シーズンのJ2第8節松本山雅FC戦でプロ初ゴールを記録した。プロ1年目はJ2で36試合に出場し、7得点5アシストの活躍を果たす。副キャプテンに任命され臨んだ2022シーズンは公式戦45試合に出場し、8得点5アシスト。クラブの天皇杯優勝とAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に大きく貢献した。今季から背番号10を背負い、公式戦42試合に出場し7得点6アシストの活躍。毎年安定した結果を残している。 甲府加入当初は5万ユーロ(約700万円)ほどであった長谷川の市場価値は、2021シーズンで出場機会を得ると、2022年1月時点で65万ユーロ(約9100万円)にまで跳ね上がった。現在は70万ユーロ(約9800万円)。プロ入りから安定したプレーを見せる甲府の背番号10の市場価値は、まだまだ跳ね上がるかもしれない。
8位:高江麗央(モンテディオ山形) 生年月日:1998年6月27日(25歳) 市場価値:70万ユーロ(約9800万円) 2023リーグ戦成績:18試合0得点1アシスト(FC町田ゼルビア) 16試合0得点2アシスト(モンテディオ山形) 現在25歳の高江麗央は、今季途中にFC町田ゼルビアからモンテディオ山形に移籍。途中加入ながらも山形の中心選手として活躍している。J1でのプレー経験は、J1昇格プレーオフ(PO)を残す山形にとって大きな力になることだろう。 熊本出身の高江はロアッソ熊本の下部組織でプレーし、東福岡高校に進学する。2年生の時に全国高校サッカー選手権大会優勝を経験。2017年からガンバ大阪に加入することとなった。プロ1年目は当時J3に参戦していたU-23チームでのプレーが主だったが、2017シーズンはJ3で30試合に出場し、3得点5アシストを記録した。 2018シーズンの序盤もU-23でのプレーが続いたが、4月18日に行われたルヴァンカップの浦和レッズ戦でスタメン出場し、G大阪のトップチームデビューを果たす。続く4月21日のセレッソ大阪戦でJ1デビューとなった。その後、ルヴァン杯にはコンスタントに出場するも、U-23チームとトップチームを行き来することに。その後、2020年に町田へ期限付き移籍となった。 町田では出場機会を与えられ、J2初挑戦ながら2020シーズンは累積による出場停止以外の全ての試合に出場し、3得点3アシストを記録。翌シーズンから完全移籍に移行し、その後も町田の中心選手としてプレーし続けた。今季はシーズン途中に山形へ完全移籍となっている。 高江のG大阪時代の最高市場価値は35万ユーロ(約4900万円)。町田に移籍してからは右肩上がりで、現在は70万ユーロ(約9800万円)の価値がついている。ここまでの活躍を考えれば、まだまだ市場価値は上がるだろう。