最高額は誰だ!J2日本人選手市場価値ランキング1位~10位。【2023シーズン最新版】
3位:郷家友太(ベガルタ仙台) 生年月日:1999年6月10日(24歳) 市場価値:80ユーロ(約1.1億円) 2023リーグ戦成績:39試合10得点0アシスト ベガルタ仙台に所属する郷家友太はまだ24歳ながら、J1通算108試合に出場した実績を持っている。ジュニアユース年代まで仙台の育成組織で過ごし、青森山田を経て神戸で5シーズンプレーした。完全移籍で故郷に戻ってきた今季はチームをJ1昇格へ導けなかったものの、初めてプレーするJ2の舞台で39試合に出場して10得点を記録している。 卓越したテクニックを武器に攻撃に彩を加えるアタッカーで、10代のときからその才能は注目を集めてきた。青森山田高校では背番号10をつけて全国高校サッカー選手権優勝を経験し、FIFA U-20ワールドカップも経験している。 10代の頃の輝かしい実績とは対照的に、市場価値は横ばいが続く。プロ2年目の75万ユーロ(約1.1億円)から大きな変化はなく、自己最高額は2022年1月の90万ユーロ(約1.3億円)。現在も80万ユーロ(約1.1億円)で、プロ2年目とほぼ変わっていない。年齢的にはまだまだ価値を高められる可能性はあるが、すべてはパフォーマンス次第といったところだ。
4位:松田陸(ヴァンフォーレ甲府) 生年月日:1991年7月24日(32歳) 市場価値:80万ユーロ(約1.1億円) 2023リーグ戦成績:9試合0得点1アシスト(C大阪) 11試合0得点1アシスト(甲府) 松田陸はJ1通算216試合に出場した実績を持つ32歳で、今季途中からJ2ヴァンフォーレ甲府に活躍の場を移している。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する甲府では貴重な同大会経験者でもある。甲府加入後は過密日程の中でリーグ戦11試合に出場している。 7年半を過ごしたセレッソ大阪ではJ1昇格やYBCルヴァンカップ、天皇杯優勝に貢献している。J1で5位に食い込んだ2019シーズンは不動の右サイドバックとしてミゲル・アンヘル・ロティーナ監督から確固たる信頼を掴み、市場価値は自己最高額の150万ユーロ(約2.1億円)になっていた。その後は年齢とともに下降傾向で、今季開始時点では100万ユーロ(1.4億円)あったが、現在は80万ユーロ(1.1億円)まで下がっている。 J2リーグは残すところ昇格プレーオフを残すのみとなったが、甲府は最終節に敗れて8位に転落してプレーオフ進出を逃した。松田の期限付き移籍期間は来年1月31日までで、甲府はACLグループステージ2試合を残している。ここまで同大会では出場がないが、松田に出番は回ってくるのだろうか。