【博多ストーカー殺人】裁判メモ(1)「結婚を考えた」女性に、男は「刃物を手に取り」「17回刺した」
◆そして包丁2本を持ち歩くように
Q「そこからどうした?包丁を持参するように?」 A「はい」 Q「何本?」 A「2本です」 Q「なぜ2本持っていた?」 A「1人1人相手するのとは違って、大勢が相手だと絶対負けるから2本必要だと思いました」 Q「どうやって持参していた?」 A「鞘に入れていた。もともとの鞘を粘着テープで巻いていた」 Q「どうやって持参していた?」 A「トートバッグに入れていました」 Q「いつも必ず持参していた?」 A「はい」 Q「包丁を持ち歩いていることは誰が知っていた?」 A「店長、社長、同僚です」 Q「なんで3人は知っているの?」 A「マンション襲撃で店の名刺が散らばっていたので、店が襲われるかもしれないと思い、店で一度説明して置かせてもらった」 Q「その時は(店長たちに)なんと言われた?」 A「『気をつけろよ』と」
◆川野さんの浮気を疑い…
Q「マンション襲撃事件後の暮らしは?」 A「ホテルで1人暮らしです」 Q「誰がホテルの予約をした?」 A「川野美樹さんです」 Q「どれくらいの期間?」 A「1カ月半くらいです」 Q「川野さんはホテルに来た?」 A「週に2~3回来ました。泊まることもありました」 Q「その時の2人の関係は?」 A「よかったです。酒・野球観戦・ドラマなどインドアです」 Q「宿泊費は?」 A「28万円です」 Q「その時の手取りは?」 A「16万円ほどです」 Q「生活はどうなった?」 A「苦しくなって、お金を借りていました」 Q「(2023年)9月下旬に引っ越した?」 A.「(福岡市の)冷泉公園・櫛田神社近くに引っ越しました」 Q「生活はどうだった?」 A「苦しかったです。水道以外止められました」 Q「被害者(川野さん)が家に来ることは?」 A「なくなりました。連絡を取らなくなりました」 Q「なぜ?」 A「お互いの生活のリズムが…」 Q「被害者(川野さん)の浮気を疑ったことはあるか?」 A「あります」 Q「令和4年(2022年)10月21日、被害者が警察に行ったようだが、時間は?」 A「朝方です」 Q「待ち合わせはしてた?」 A「していません」 Q「なぜ場所がわかるのか?」 A「(携帯電話に)GPSアプリを入れていたからです。8月13日の傷害事件のあとから」 Q「(GPSアプリは)どっちから提案した?」 A「川野さんからです」 Q「なぜ?」 A「浮気を疑わなくて済むし、傷害事件もあったからです」 Q「10月21日はどうした?」 A「(川野さんの)携帯電話をトイレに捨てた」 Q「次の日は?」 A「携帯電話を返しに行きました」 Q「その時は待ち合わせした?」 A「していません」 Q「携帯電話はどうした?」 A「返しました」