【博多ストーカー殺人】裁判メモ(1)「結婚を考えた」女性に、男は「刃物を手に取り」「17回刺した」
◆“ストーカー”と申告され「ショックだった」
Q「これまで付き合った女性と川野さんの違いは?」 A「考えたことないかも…」 Q「一番良いというわけではなかった?」 A「一番かどうかはわからないが、相性はよかった」 Q「禁止命令が出た後、愛情はどうなった?」 A「どうなんでしょうかね」 Q「ほかにどんな感情が芽生えた?」 A「わかりません」 Q「川野さんが『ストーカー』と申告したことについては?」 A「ショックでした」 Q「憎たらしいという感情は?」 A「はい(あった)」 Q「禁止命令が出た後、日にちが立つにつれて感情に変化は?」 A「特に…。イラつきはあった」 Q「川野さんに対して?」 A「はい」 Q「それは禁止命令を受けたから?」 A「はい」 Q「禁止命令から1~2週間が経つにつれて、連絡も取らなくなり、イラつきの感情はどうなった?治まった?」 A「はい。日にちが経つにつれて(治まった。)」
◆“川野さん”に会うためではなく携帯ショップへ
公判2日目の6月18日も裁判は弁護側による被告人質問からはじまりました。 <弁護側から寺内被告への質問> Q「事件前日(1月15日)から当日(1月16日)について、前日は日曜ですが仕事でしたか?」 A「休みでした」 Q「何時頃起きた?」 A「午後9時ごろです」 Q「その後は?」 A「ご飯を食べに行こうと後輩から誘われた」 Q「何時ごろ?」 A「9時半ごろです」 (弁護側からLINEの画面を見せられ、実際にご飯に行ったのは午後11時ごろから) Q「どこへ?」 A「(福岡市)天神の居酒屋に行って相席居酒屋へ2人で」 Q「何組くらいの女性としゃべった?」 A「3,4組ですかね」 Q「帰ったのは?」 A「午前7時か8時です」 Q「事件当日(1月16日)起きたのは?」 A「(午後)5時くらいです」 Q「1月16日、仕事は?」 A「ミーティングは午後8時からです」 Q「どこで?」 A「中洲の焼肉屋です」 Q「頻度は?」 A「月に1回です」 Q「起きてからどうした?」 A「起きて用意して、ケータイ代を払おうと、その前にパチンコ店に行って2時間くらい」 Q「ということは、起きたのは午後5時より前?」 A「たぶん」 Q「パチンコ店のあとは?」 A「家に帰って寝ました」 Q「そして?」 A「起きて用意をしてケータイショップに行きました」 Q「どこのショップに?」 A「(博多)バスターミナル」 Q「何月分のケータイ代を?」 A「2カ月前の分です」 Q「いつもどこで払う?」 A「バスターミナルのソフトバンクショップです」 Q「なぜ?」 A「住所変更していないからハガキが届かなくて」 Q「家からお店はどれくらい?」 A「10分くらいです」 Q「道のりは(博多駅前の)『大博通り』ではない裏道を通っていますが、なぜ?」 A「川野さんに会わないように」 Q「道を通るとき、川野さんを意識していた?」 A「していません」 Q「ケータイショップには行った?」 A「行っていません」 Q「なぜ?」 A「Wi-Fiがあるから次の給料で払おうと」