侍ジャパン・井端監督、来年3月の強化試合はオールプロで編成
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(49)が30日、大学日本代表合宿が行われた松山坊っちゃんスタジアムで取材に応じ、来年3月5、6日の強化試合(京セラドーム)について「あくまでもトップのジャパン。(アマチュア選出は)ちょっと現実的ではないかなと思っています」とオールプロで臨む考えを明かした。 今年3月のチェコとの強化試合では今秋ドラフトで1位指名された宗山(明大)、金丸(関大)、中村(愛知工大)、西川(青学大)の大学生4人を選出した。しかし今回は、アマチュア選手の負担や2026年3月に控える第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を見据え、国内プロによる構成になる見込みだ。 この日集合した大学日本代表候補のメンバーには「大げさでなくここにいるみんなが今後の野球界、プロ野球を支えていく選手だと思っている。日々精進してこれからも頑張ってください」と背中を押した。将来的なトップチームの代表入りにも「全員に可能性はある。3年だけではなく1、2年も入っている。将来が楽しみ」とアンダー世代の成長に期待した。(横山尚杜)