大阪府・吉村知事が定例会見9月8日(全文3)宣言延長は3週間程度が適切
部活動に対する措置はどうなるのか
読売テレビ:読売テレビの尾木です。新規感染者の数、減少の兆しが見えるということで、ただ一方で緊急事態宣言は継続される見通しだと思います。部活動に関してなんですが、こちら9月の12日まで、ひとまず原則休止ということになっていたかと思うんですが、この辺りの措置っていうのは、どうなってくるんでしょうか。 吉村:これは基本的対処方針がどうなるか、また金曜日の本部会議でどうするかということになるとは思いますけれども、その段階において判断されるということになると思います。基本的対処方針の情報自体も常にキャッチをしたいと思っています。 読売テレビ:今、臨時休校であったり臨時の休園が相次いでいるかと思うんですけれども、保護者の方にいろいろお話を聞いていますと、中には仕事を休みたくても休めなくて困っている方ですとか、休まざるを得なくて経済的に厳しい方、いろいろいらっしゃるかと思います。そういった方に向けたサポート、なかなか難しいかと思うんですけれども、何か検討できることとかっていうのはあるんでしょうか。 吉村:今、デルタ株がある中で、どうしても子供にも感染しているという状況で、感染者が出ているところで、やはり休校にしないわけにはいかないと思っています。1人でも出れば原則としてそこから広がるのを防ぐ、あるいは確認するために、大阪府立高校では3日間の原則休校にしています。 ただここは学校によってちょっと扱い方が違ったりもするんですけれども、市教委によって扱い方が違いますけど、府立高校においては原則3日間の休校をした上で、基本的には例えばクラスで発生すれば全員検査をして、そして新たな陽性者がいなければ再開と。そこでクラスで陽性者が出れば、学級についてはいったん閉鎖をするというような基準を作って進めています。
経済的な部分はなんとかサポートしていきたい
その中で、どうしてもこれは感染対策を取っていかなければなりませんので、休校、あるいは学級閉鎖になれば、その期間、どうしても仕事として休まなければ、高校生ぐらいになるとちょっと違うかも分かりませんが、小学校、中学生、保育所だったり、ちょっと休まなければならないという方も出てくるとは思います。できるだけ感染を抑えてそういった機会を減らしていくというのが、まず一番重要だろうと思っていますし、そういった方への経済的な支援として、これは必要だと思っていまして、これは国がしっかりやるというふうにも指摘もしています。 去年の春に一斉休校したときに、休まれた方用の支援金というのを準備もして、そして今回もそれを適用とするというふうな話は国から聞いていますので、企業が適用しなくても個人でもできるというふうにも聞いていますから、そういった国の制度もぜひ活用していただきながら、経済的な部分についてはなんとかサポートしていきたいというふうに思っていますし、まずはやっぱり感染を抑えて、できるだけそういった休校になる学校を減らしていきたいとは思っています。ただ、どうしても出た以上は、続けてやるとそこからさらに感染が拡大したらより大きく被害が出ますので、一定の休校はもうやむを得ないかなというふうに思っています。 司会:すみません、今、知事のほうから金曜日のコロナ本部会議と言ったんですけど、それはまだ決まっていません。またお知らせはしますので、すみません。 吉村:国が本部会議をやった日に本部会議をやります。国の本部会議がまだ木か金か正確には定まっていないので、その日にやります。 司会:じゃあすみません、産経さん。