【過剰人気馬を斬る!】土曜は東京後半戦に疑問のオッズ ルメール騎乗の圧倒的人気馬2頭が勝てないとみたワケとは?
日曜午前のユーチューブ生配信や、運動理論馬券でおなじみの岡本将孝記者が、当日のオッズを見て〝過剰人気馬〟をピックアップ。「前走2着はレベルが低かっただけ」「直前の雨は割引」「内枠でモマれると不安」などなど。独自の観点を持ち、JRAの全レース全馬分析も行っている岡本記者だからこそ分かる、オッズの〝ゆがみ〟を指摘します!
【土曜東京7R・3歳上1勝クラス】<br>過剰人気馬=テンペスト
午前11時45分現在、テンペストが単勝2・0倍で断然の1番人気。前走は現級の芝レースで2着に入っているし、力上位は間違いないが、今回は初ダートに疑問。本馬は、芝に強烈なグリップを利かせて、ぐいぐいと走れるタイプ。砂に替わって走り方を変えてくる可能性は否定できないが、芝で非常にうまく走れていただけに、ダート替わりがプラスになるということはまずない。 軸にするなら、今回と同コース(東京ダート1600メートル)で未勝利戦を圧勝しているセイウンマカロン(2番人気4・7倍)のほうがはるかにいい。
【土曜東京10R・神無月S】<br>過剰人気馬=オメガタキシード
午前11時46分現在、オメガタキシードが単勝2・7倍で抜けた1番人気。近2走での連続2着が評価されているのだろう。ただ、ともにメンバーレベルが非常に低かった。今回、広い東京コースはプラスとなりそうだが、あくまで上位の一角に過ぎないという印象。 実力的にはダノンブレット(2番人気6・8倍)のほうが上とみる。人気薄ではセブンスレター(11番人気32・6倍)が面白い。フォームがかなり大きいため、前走のようなラストにかける競馬は合う。
岡本 将孝