50代、「片づかない家」に必ずあるもの。去年の日やけ止めは即捨てる
片づかない洗面所に必ずあるもの
洗面所は家の中で比較的コンパクトな空間です。しかし、身支度をするためのグッズや洗濯アイテム、お風呂グッズなどが並んだり、家族の使うものが出しっぱなしになったりして、ゴチャつきがち。 たくさんの片づかない洗面所を見てきたプロとして、まずは見直すべきのものをお伝えします。
使いきれなかった整髪料、コスメ
ドラッグストアやSNSで見かけて「これよさそう」と購入したものの、いまいち自分には使いづらかった整髪料やコスメはありませんか? まだまだ中身が残っているから「いつか使うかも」と思ってそのまま洗面台の棚に残しがちなのですが、それらがあることで本当によく使うものが洗面台の上に出しっぱなしになっているおうちを、たくさん見てきました。洗面台の掃除もしにくいし見た目もイマイチ、なにより洗面台の上にあれこれ乗っていると使いにくいですよね。 「まだ使える」と思っても、「今使っていない」なら、処分を考えてもいいかもしれません。
去年の日やけ止め、虫よけグッズ
日やけ止めは年中使うものかもしれませんが、秋冬はあまり使うことなく、気がつくと昨年、いいえそれよりもっと前のものがまだまだ残っていることも。私自身、毎年あります。 液体とクリーム部分が分離している、いやなにおいがしているなどであれば即捨てられるけど、今どきの日やけ止めはそういうこともなく「まだ使えるかも」って思ってしまいます。そしてやっかいなことに、いきなり肌荒れするなどの症状も出にくいものです。 ですが、コスメ類は確実に酸化し劣化していくそうで、開封後はワンシーズンで使いきることをメーカーはおすすめしています。 なにより数年経って日やけ止めの効果はちゃんとあるのか疑問ですし、お肌のためを思っての日やけ止めがかえって悪い影響を与えたのでは本末転倒。日やけ止めや虫よけなど、劣化するものが余ったら潔く処分し、今年の夏残ったものは早めに使いきりましょう。
「使えるけど使わないもの」を持つメリット・デメリット
先ほどご紹介したものをもち続けるメリットは、 ・「いつか使うかも」の「いつか」がやってきたときにうれしい ・買い直しをしなくていい ということ。 一方デメリットは ・ものによっては肌荒れのリスク ・洗面所がものであふれる ・「今」使いたいものが使いにくい ・掃除がやりにくい ・ものが多いと湿気がたまりカビや虫の原因に ・なにがどれくらいあるのかわからずダブり買いをしてしまう と、どう考えてもデメリットの方が大きいですね。 使えるけど使わないものはさっさと手放して、入浴・洗面・洗濯など自分や家族を清潔に保つ場所である洗面所を、気持ちのいい場所にしていきましょう。