谷川弥一議員が会見で謝罪「私が悪い」 多額の“不記載”使い道は…
一方、立件を見送られた安倍派幹部のひとり、萩生田前政調会長も22日、カメラの前に―― 自民党 “安倍派5人衆” 萩生田前政調会長(22日) 「国民の皆様に多大な政治不信を招いてしまったこと、心からおわびを申し上げたい」 ◇ 実は萩生田氏は2022年、当時の自民党議員が政治資金パーティーの収入不記載をめぐって議員辞職した際には―― 自民党 萩生田政調会長(2022年) 「こういった政治資金で国民や有権者の皆さんの信頼を裏切ることはあってはならないと思っていまして。自分自身が政治家である以上は、政治資金の出入りについてもしっかり目配りをする」 ◇ しかし22日、自身については… 萩生田前政調会長 「お金に関しては常に慎重にやってきたつもりでいたんですけど、しかし役職が高くなるにつれて、自分自身でそれを見る機会もほとんどなくなってしまって」 萩生田氏は不記載額が5年間で2728万円にのぼることを明らかにした上で、支出した金は外遊時の活動費などにあてていた、などと説明。議員辞職や離党は否定しました。
こうしたなか「政治刷新本部」では22日は論点整理が行われました。示された案では、派閥による政治資金パーティーの全面禁止や、派閥が閣僚人事等で推薦名簿を提出することなどの禁止などが打ち出されました。一方で、派閥の“全面解消”には踏み込まず「政策集団」として残す案が示されました。
政治刷新本部、終了後―― 自民党・安倍派 大西英男議員(22日) 「何よ、総裁・本部長(岸田首相)が自分の派閥だけ解散してさ。あとは野となれ山となれって。こんなことじゃ本当の改革できないよっつって」 (1月22日放送『news zero』より)