メンバー全員インキャの7人組アイドルNANIMONOが2周年記念ライブ開催!涙をこらえファンに感謝
“アイデンティティーを確立するためにアイドルになった7人組”、“未だ何者でもない女の子たちが何者かになる物語”、“インキャが世界を救う”。そんなキャッチフレーズで紹介されるアイドルグループNANIMONOが、6月13日(木)、東京のTOKYO DOME CITY HALLで、結成2周年記念ライブを開催した。 【写真】NANIMONOワンマンライブの様子【12点】 NANIMONOにとって、過去最大規模となるTDCホールでのワンマンライブは、3か月前の開催発表にも関わらず、ソールドアウト。ファンに支持される人気曲やライブ定番曲をただ並べるのではなく新曲も披露されたほか、二段となったステージや花道などホールだからこそ出来る演出も施され、NANIMONOとTAKARAMONO(ファンの呼称)の絆がさらに深まる熱いライブとなった。全員がインキャだと公言するグループだが、3年目を迎え、さらなる高みを目指すメンバー1人1人の「陽」の部分も大いにフィーチャーされた記念すべきライブの模様をレポートする。 NANIMONO 2nd ANNIVERSARY ONEMAN『インキャが世界を救う★ ~なにものといっしょ~』と、彼女達のキャッチフレーズでもある「インキャが世界を救う」をタイトルに掲げた今回のワンマンライブは、人気曲「インキャのキャキャキャ」でスタート。「最後は必ずインキャが勝つ!」という歌詞に代表されるように、インキャを全肯定する応援ソングだ。 そして、オレンジ担当のリーダーひなたゆまが「2年前、夢も自信も何も無かった私達が始めたストーリーがNANIMONOです。インキャの私達は何者にもなれないと言われて悔しかったけど、今、私達の目の前にはキラキラした光景が広がっています。もう絶対に何者にもなれないなんて言わせません、それが私達の…」とイントロで語り、2曲目の「アイデンティティー」へと続く。最初のブロックから、熱いMCと花道やステージ後方の高台、前方のお立ち台の上でのパフォーマンスで、TAKARAMONOを熱狂させていった。 最初のMCパートでは、自己紹介の後、最年少の白色担当のセンター・遊乃ヲユタがこの2年間を振り返り、「辛いことも楽しいことも一緒にこのメンバーで乗り越えて来た。あの頃、1人で見に行った海も、今ではこんなに素敵な6人のお姉ちゃん達と一緒に見られて幸せだよ」とペンライトで染まった会場を海に見立てて語り、夏ソング「JELLY FISH」から次のブロックへ。「ケンタウロスの夜」、「TEIKIATSU」、「404」と1stアルバム収録曲を中心に構成されたこのブロックでは、「JELLY FISH」でのクラップの一体感、「ケンタウロスの夜」での7色のペンライトがゆらゆらと揺れる幻想的な光景、「TEIKIATSU」での傘を持ってのパフォーマンスがとても印象的だった。