アルフレックス東京にて、日常をみずみずしく切り取ったRyu Itadani「Everyday Life “HERE”」展開催!
9月5日(木)~9月24日(火)までアルフレックス東京で開催されるRyu Itadaniの「Everyday Life “HERE”」。マレンコにペイントを施した一点物のアートピースの展示や公開制作も実施される。 【写真を見る】日常の風景をみずみずしく切り取ったRyu Itadaniの作品をチェックする
心躍るRyu Itadaniの作品
恵比寿にあるアルフレックス東京のショップにて、ベルリンを拠点に活躍するRyu Itadaniの展覧会が開催される。街や旅先の風景、身近にある植物や愛用する日用品など、何気ない日常の一場面を、独特の輪郭線と色彩であでやかに切り取ったItadaniの作品は、みずみずしさや明るい光に満ち溢れ、見慣れた風景や物に対する新鮮なまなざしをもたらしててくれる。 本展では、植物や日用品を描いたプリント作品を中心に、アルフレックスを代表するソファであるMARENCO(マレンコ)や無垢材スツールに直接ペインティングした1点物のアートピースも展示。また、9月6日(金)~9月15日(日)の間、アルフレックス東京の店内で公開制作も行い、9月13日(金)には、建築家の松井亮をゲストに迎え、建築・インテリア・アートの関係について語り合うトークイベントも開催される。(※満席の場合もキャンセルが出たら再度申し込み可能となるので、予約フォームからご確認を) 今回の展覧会開催を記念して、オリジナルキーホルダーを数量限定で販売。くるみ割り人形やこけし、アイスクリームにかき氷など、ドイツと日本を行き来するRyu Itadaniらしいモチーフや、ポーラのコスメやarflexのデリバリートラックなど、展覧会にちなんだドローイングが色鮮やかで涼しげなアクリルキーホルダーとなっている。 バリエーションは全部で15種類で、価格は作品パーツ990円、文字パーツ550円。 ■2会場で楽しめる展覧会 さらに、9月23日(月・祝)まで銀座にあるポーラ ミュージアム アネックスでは、「Everyday Life “THERE”」が開催されており、こちらでは遠くの景色や俯瞰した視点を中心にした作品約30点を展示中だ。アルフレックス東京の「HERE」と、ポーラ ミュージアム アネックスの「THERE」、それぞれの会場で、2つの視点で描かれたRyu Itadaniの世界をぜひ体感して欲しい。 ■作家の言葉 ほぼ毎日、自転車に乗る。 家からアトリエに移動する。 自分の動力で進むから、自分のペースで景色が流れる。 ちょっと「そこ」に見えたものに追いつくと、いつのまにか「ここ」にある。 時々信号で停まるなら、より鮮やかに建物や緑、歩く人の顔が見えてくる。 止まることで見つかる発見もあるけれど、止まってばかりだと進まない。 自転車でアトリエに着いたら、「そこ」はもう「ここ」になった。 「そこ」を目指すために「ここ」から始めたり、 「ここ」に帰るために「そこ」へ飛び立ったり。 ベルリンから東京に行く、銀座から恵比寿に行く。 どちらが「ここ」でも「そこ」でも構わないけれど、 動く途中に、動く先に、出会うものがあったらよいなと。 板谷龍一郎 ■Ryu Itadani 「Everyday Life “HERE”」 期間:2024年9月5日(木)~9月24日(火) 会場:アルフレックス東京 (東京都渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクエア1F ) 営業時間:11:00~18:00 ※水曜定休 入場料:無料 https://www.arflex.co.jp/topics/202408_ryu-itadani 文と編集・遠藤加奈(GQ)